昨日、花巻にやって参りまして、本日、花巻高村光太郎記念館さんの市民講座「実りの秋を楽しむ 光太郎の食卓part .2」の講師を務めさせていただきました。
今回は、花巻まで愛車を駆って行き、昨日の早朝に千葉県の自宅兼事務所を出発、午後には着きました。ちょうど秋田小坂町の皆さんがバスで来られていました。


下の画像は、小坂町出身の出版社・龍星閣主人の澤田伊四郎が印税がわりに建ててやった別棟。皆さん、興味深そうにご覧になっていました。
その後、記念館さんで今日の講座の打ち合わせ。

打ち合わせを終えて宿へ。今回、鉛温泉♨さんにお世話になっております。


かつて光太郎が堪能した宿名物の深さ1.3 メートルの立って入る「白猿の湯」や、美味しい料理を満喫しました。
今朝、再び記念館さんに参りまして、講座の受講者の皆さんを待ちました。会場は昭和41年(1966)竣工の旧高村記念館。

当会の祖、草野心平が建立に尽力し、看板の文字も揮毫しています。現在は「森のギャラリー」として、こうしたイベントや市民の方々の作品展などに活用されています。

現在は地元太田地区ご出身の方の版画などが展示されており、光太郎をモチーフとした作品も。


やがて受講者の皆さんご到着。付近の自然観察というのもメニューに入っていて、そのひとコマです。

このあと、当方は光太郎が書き残した詩文をもとに、幼少期から最晩年の光太郎の食生活を紹介しました。細かな内容はまた帰ってからブログに書きます。
さらに藤原記念館館長、高橋花巻光太郎記念会事務局長からもお話。

その後、光太郎が児童を孫のようにかわいがった旧山口小学校(現在はスポーツキャンプむら屋内運動場)で、山口小学校卒業生の方のお話を拝聴。


さらに地区の公民館的な施設で昼食。光太郎が残した日記などを元にメニューを組んだ「光太郎弁当」(笑)。




ヘルシーなメニューで美味でした。いずれ商品化も考えているとのこと。
記念館さんに戻り、展示の見学。現在は企画展「光太郎と花巻電鉄」開催中です。

ここで皆さんとはお別れし、このあと当方は花巻市街でぶらりと光太郎の足跡をたどりました。いずれレポートいたします。
今夜も鉛温泉♨さんに泊まり、明日、ゆっくり帰ります。