九州福岡から、公開講座の情報です。 

2018年度秋学期市民講座 「日本の近・現代詩入門」

期   日 : 2018年9/4・18、10/2・16・30、11/13・27、12/11 (各火曜)
会   場 : 福岡女学院大学生涯学習センター天神サテライト校
                           福岡市中央区天神2-8-38協和ビル9F
時   間 : 13時~14時30分
料   金 : 受講料16,800円  教材費200円
講   師 : 日本現代詩人会会員 徳永 節夫

近年、詩が以前より存在感がなくなってきたように思えます。詩から受ける感動が少なくなってきたのは、小、中学校での詩の授業が表現技術を身につけるだけのスキル学習化しているのも原因の一つと考えています。宮沢賢治の「永訣の朝」や高村光太郎の「レモン哀歌」の心の奥からの感動。そして、今書かれている「現代」詩のわからなさにも挑戦してみようと思います。

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というわけで、「日本の近・現代詩入門」という講座の中で、光太郎も取り上げて下さるそうです。ありがたや。

お近くの方、ぜひどうぞ。

ちなみに、当方も千葉県の佐倉市と成田市で、「高村光太郎と房総」という公開講座を持たせていただくことになりました。また近くなりましたら詳細をご紹介します。


【折々のことば・光太郎】

ただ心を傾けつくしただけではまだ足りない。自己の真情を、縦横無礙に何処へ出しても堂々と通るやうに表現するのが詩の力であるやうだ。

散文「雑誌『新女苑』応募詩選評」より 昭和15年(1940) 光太郎58歳

ふむふむ。