テレビ放映情報を2件。
まずは香川県に本社を置くRNC西日本テレビさんで、今日のオンエアです。
人権啓発映画「ほんとの空」
RNC西日本テレビ 2018年8月1日(水) 10:25 ~ 11:05 (40分)高齢者や外国人に対する排除、不利益な扱い、同和問題や原発事故に伴う風評被害の問題、これらに共通する根っこの部分は、誤った考え方や思い込み、偏見という「意識」である。誰もが他者の排除や差別がよくないことは理解している。その一方で、自分や身近な人に関わる出来事には敏感に反応するが、それ以外のことは他人事のように感じたりする。
また、自分や家族の生活を守るため、あるいは誤解や偏見に気づかず、他者を排除したり傷つけたりしがちである。誤解や偏見に気づき人と深く向き合うこと、他者の気持ちを我がこととして思うこと。すべての人権課題を自分に関わることとしてとらえ、日常の行動につなげていくようにと訴える。
白石美帆、鳥羽潤、湯浅美和子、浦上晟周、 石川大樹
また、自分や家族の生活を守るため、あるいは誤解や偏見に気づかず、他者を排除したり傷つけたりしがちである。誤解や偏見に気づき人と深く向き合うこと、他者の気持ちを我がこととして思うこと。すべての人権課題を自分に関わることとしてとらえ、日常の行動につなげていくようにと訴える。
白石美帆、鳥羽潤、湯浅美和子、浦上晟周、 石川大樹
元々は平成24年(2012)、兵庫県人権啓発協会さんの制作によるビデオで、制作から数年間は各地のイベントで上映されたり、今回のようにテレビの地方局さんで放映されたりしていました。当方の把握している限り、2年ぶりくらい、久々のテレビ放映です。
東日本大震災に伴う福島第一原発の事故にからめ、福島からの避難者に対するいわれなき風評差別をメインテーマとしています。「ほんとの空」の題名の通り、光太郎詩「あどけない話」が劇中で使われています。
香川県、それから岡山県でも視聴可能のようです。当該地域の方、ぜひご覧下さい。
続いてNHKさんの全国放映。
福島県二本松市での公開収録。詩集「智恵子抄」で有名な高村光太郎と二本松出身の妻・智恵子との知られざる青春時代の恋愛模様を音楽劇で紹介。タレントの福田彩乃が智恵子を熱演!さらに、東日本大震災で被害を受けた浪江町の伝統芸能と浪江町出身の原田直之による共演や、「会津磐梯山」「原釜大漁祝い唄」など民謡どころ福島県の名曲の数々を、藤みち子、小野田浩二、進藤聖子、會澤あゆみの唄でたっぷりとお届けする。
司会 城島茂 塩屋紀克 出演 福田彩乃,渡辺裕太,大方斐紗子,原田直之,藤みち子,小野田浩二,進藤聖子,會澤あゆみ,二代目 藤本ひで丈,藤本秀統,椿正範,菊地河山,美鵬那る駒,美鵬成る駒ほか
先月8日に、二本松市民会館で公開収録が行われました。その情報は得ていましたが、「智恵子抄」がらみの内容もあったとは存ぜず、驚きました。
下記は今日発行の『広報にほんまつ』さんから。
こちらもぜひご覧下さい。
明日も福島・二本松がらみの情報をお伝えします。
【折々のことば・光太郎】
童謡は子供の為だけのものでは決してない。大人こそ常に童謡の大きな需要者だ。
散文「童謡・民謡・小唄」より 昭和7年(1932) 光太郎50歳
同じ趣旨の事柄は、近年よく巷間に言われていることですが、こうした発言を昭和初めの段階でしていたというのは、かなり新しい見方だったのではないかと思われます。
この文章、永らく初出発表紙が不明でしたが、この年2月の雑誌『新日本民謡』第2巻2号に掲載を確認しました。その名は明記されていませんが、雑誌の刊行に関与していた朋友・北原白秋へのオマージュも兼ねたものです。