雑誌系新刊2冊、ご紹介します。 

虹 第9号

2018年7月7日  虹の会発行 非売


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詩人で同誌主宰の豊岡史朗氏による論考「高村光太郎 詩集『道程』」31ページが掲載されています。なかなか読み応えのあるものです。

ご入用の方、仲介いたしますので、こちらまでご連絡ください。 

月刊絵手紙 2018年8月号

2018年8月1日  日本絵手紙協会  定価762円+税

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花巻高村光太郎記念館さんのご協力で、昨年の6月号から「生(いのち)を削って生(いのち)を肥やす 高村光太郎のことば」という連載が為されています。

今号は、花巻郊外太田村在住時の昭和27年(1952)に書かれた詩「山のともだち」。登場する「ともだち」は、カッコー、ホトトギス、ツツドリ、セミ、トンボ、ウグイス、キツツキ、トンビ、ハヤブサ、ハシブトガラス、兎、狐、マムシ、熊、カモシカ。いかに豊かな自然に囲まれての生活だったかがわかります。ただ、裏を返せば過酷な生活だったことにもつながりますが……。

昭和22年(1947)、雑誌『至上律』に口絵として載った太田村の水彩スケッチ(現物が花巻高村光太郎記念館さんに所蔵されています)画像も掲載されています。

こちらから購入可です。ぜひどうぞ。


【折々のことば・光太郎】

僕は詩人ぢや無い。只自分の思つて居る事を詩や画に現はすに過ぎないんだ。
談話筆記「詩壇の進歩」より 明治45年(1912) 光太郎30歳

……だ、そうです。