光太郎第二の故郷・岩手花巻よりイベント情報です。 

第61回 高村祭

期   日 : 2018年5月15日(火)
会   場 : 高村山荘 「雪白く積めり」詩碑前広場 岩手県花巻市太田3-85-1
         雨天時はスポーツキャンプむら屋内運動場 岩手県花巻市太田11-363-1
時   間 : 10:00~14:30
料   金 : 無料
内   容 : 式典
         児童生徒による詩の朗読、器楽演奏、コーラス等
         座談会 『思い出の光太郎先生』
         語り部 藤原秀盛 高橋愛子 高橋征一 浅沼隆
         司  会 小山弘明(高村光太郎連翹忌運営委員会代表)

無料臨時バス運行 
 往路  花巻駅西口発 午前9時30分   高村山荘着  午前9時50分
 復路  高村山荘発   午後2時30分   花巻駅西口着  午後2時50分

高村祭は、高村光太郎が花巻に疎開してきた5月15日に毎年開催されています。
第一部では地元の小学生による楽器演奏や中学生による合唱、高校生・花巻高等看護学校生による詩の朗読などを披露、第二部では花巻農業高校鹿踊り部が演舞を披露します。

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というわけで、光太郎を偲ぶ高村祭。毎年、手作りのイベントとして、光太郎が7年間の独居自炊生活を送った山小屋(高村山荘)敷地内で行われます。

過去6年間の様子はこちら。


毎年、記念講演という形でいろいろな方にお話をしていただいてきましたが、今年は講演ではなく、座談会。山荘周辺にお住まいで、ここで暮らしていた頃の光太郎を知る方々に、その思い出を語っていただきます。当方は司会を仰せつかっています。

午後は基本、地元の方々の演芸会的な感じ。今年は花巻農業高校鹿踊り部さんの演舞があるということです。部活動で「鹿踊り部」というのも、ある意味すごいですね。

山荘周辺、新緑の美しい季節ですし、この日は山荘に隣接する花巻高村光太郎記念館さんも入場無料。ぜひ足をお運びください。


【折々のことば・光太郎】

面白いことに人はその顔立ちそつくりの発言をするものだといふことを発見した。
散文「芸術政策の中心」より 昭和15年(1940) 光太郎58歳

どこぞのあまり品の感じられない大統領がそういう感じですね。