演奏会情報です。
音のわコンサート
期 日 : 2018年5月3日(木・祝)会 場 : セシオン杉並 杉並区梅里1丁目22番32号
時 間 : 午後1時 から 午後4時 まで 開場:午後0時30分
料 金 : 500円(小学生以上)
出 演 : 吉田賢二郎(テノール)、音のわアンサンブル、カンタマンマ、ほか合唱団、
吉田寛子(指揮)
吉田寛子(指揮)
合唱、器楽、声楽、吹奏楽のコンサートです。
・合唱の部
音楽物語「鹿踊りのはじまり」(宮沢賢治原作)
智恵子抄より「或る夜のこころ」(高村光太郎作詩・吉田寛子作曲)ほか
・合唱の部
音楽物語「鹿踊りのはじまり」(宮沢賢治原作)
智恵子抄より「或る夜のこころ」(高村光太郎作詩・吉田寛子作曲)ほか
・吹奏楽の部
「そら行け!浪漫飛行」
テノール(吉田賢二郎)と合唱&吹奏楽による「You Raise Me Up」ほか
「そら行け!浪漫飛行」
テノール(吉田賢二郎)と合唱&吹奏楽による「You Raise Me Up」ほか
今年1月にカワイ出版さんから楽譜が刊行された、吉田寛子さん作曲の女声三部合唱曲「或る夜のこころ」がプログラムに入っています。指揮は吉田さんご自身だそうです。
それから、「音楽物語「鹿踊りのはじまり」」。詳細な情報が出ていないのですが、故・長澤勝俊氏作曲による昭和30年(1955)の作品ではないかと思われます。楽譜も残っておらず、昭和36年(1961)に演奏されたのを最後に忘れられていた作品でしたが、平成27年(2015)に過去の演奏のテープから楽譜を再現、宮沢賢治学会に寄贈されたというものです。
ぜひ足をお運びください。
【折々のことば・光太郎】
男も、女も、共に人間を進めてゆかなければ為やうがない。
散文「女みづから考へよ」より 大正2年(1913) 光太郎31歳
智恵子がその創刊号の表紙絵を描いた『青鞜』に端を発する、「婦人運動」について述べた文章の一節。ヒステリックに女性解放を声高に叫ぶのではなく、性別を超越した人間性の涵養こそが大事、という論調です。