テレビ放映情報です。
ぶらぶらぶらぶら美術・博物館▽横浜美術館「NUDE」展~ヌードは挑戦だ!裸体表現の変遷
BS日テレ 2018年5月1日(火) 21時00分~22時00分誰もが一度は目にしたことがある古今東西の名画・彫刻・文化財を、時空を超えた“ライブなお散歩感覚"で体験します。作品の背景・エピソードを知れば、美術博物は身近で楽しいものに!名解説者・山田五郎、おぎやはぎと一緒にぶらぶらしよう!
英国国立美術館テートからロダンの「接吻」はじめ、マティスやピカソなど巨匠たちが“ヌード"を表現した傑作が来日! かわいい動物と触れ合える「オービィ横浜」も紹介。
出演者 山田五郎 おぎやはぎ(小木博明、矢作兼) 高橋マリ子
先週放映された、NHKさんの「日曜美術館」でも取り上げられた、光太郎が敬愛していたロダンの「接吻」大理石像を目玉とする、横浜美術館さんで開催中の「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」展がメインです。
その「日曜美術館」の再放送もありますので、ご紹介しておきます。
日曜美術館 ヌードがまとうもの~英国 禁断のコレクション~
NHK Eテレ 2018年4月29日(日) 20時00分~20時45分テーマはヌード!イギリスの国立美術館・テートの所蔵作品が登場。初来日となるロダンのなまめかしい石像から、風景画家ターナーが生涯、隠し続けた作品まで続々、見参。
横浜美術館で開かれている、ヌードをテーマとした展覧会。美の象徴として、愛の表現として、内面を映し出す鏡として、芸術家たちが挑み、形とした作品がずらり。ゲストの作家・島田雅彦らが、存分にヌードを語る。19世紀末に、そのなまめかしさを激しく批判され、描き直したミレイの「ナイト・エラント」、そして若き日の留学中にその実物を見て衝撃を受けた日本画の大家・下村観山が模写した作品も登場する。
司会 小野正嗣 高橋美鈴
ゲスト 島田雅彦(作家・法政大学教授) 長谷川珠緒(横浜美術館学芸員)
出演 小尾修(洋画家) 大植真太郎(ダンサー) 森山未來(俳優・ダンサー)
平原慎太郎(ダンサー)
平原慎太郎(ダンサー)
やはり目玉の作品だけあって、最初に大きく取り上げられました。
昨年公開されたフランス映画「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」で描かれた、ロダンとカミーユ・クローデルの禁断の愛も紹介されました。
併せて御覧下さい。
再放送といえば、こちらも。
にほんごであそぼ
NHK Eテレ 2018年4月27日(金) 6時35分~6時45分/17時00分~17時10分2歳から小学校低学年くらいの子どもと親にご覧いただきたい番組です。日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、楽しく遊びながら“日本語感覚”を身につけることができます。今回は、花鹿亭/「テスト」瀧川鯉八、ここで名文/僕の前に道はない…「道程」高村光太郎、野村萬斎/ややこしや「まちがいの狂言」高橋康也、百人一首/かくとだにえやはいぶきのさしも草…(藤原実方朝臣)、名文を言ってみよう!/春はあけぼの、歌/蜘蛛の糸
出演 美輪明宏 野村萬斎 野村裕基 うなりやベベン 瀧川鯉八 ほか
坂本龍一さん作曲の「道程」が、おおたか静流さんの歌で流れました。
もう1件。
新・BS日本のうた「五木シェフの歌声レストラン!全員参加で新鮮ソング三昧」
NHK BSプレミアム 2018年4月28日(土) 12時00分~13時30分お料理ミュージカル!? 歌う!踊る!注目の歌手が赤丸急上昇の新曲を持ち寄ってレストランは大賑わい▽童謡誕生100年・菅原洋一の心の歌▽“待ってました!”のあの名曲
古今東西名曲特選
「夜明けのブルース」「熊野古道」「かえりの港」 「智恵子抄」 「柳ヶ瀬ブルース」「夫婦舟」「X+Y=LOVE」「北へ帰ろう」「恋歌酒場」
名曲の輝き
「揺藍のうた」「赤とんぼ」「この道」
スペシャルステージ
「家へおいでよ(カモナマイハウス)」「ミネソタの卵売り」「ジャンバラヤ」「味噌汁の詩」「港町 涙町 別れ町」「契り」ほか。
「夜明けのブルース」「熊野古道」「かえりの港」 「智恵子抄」 「柳ヶ瀬ブルース」「夫婦舟」「X+Y=LOVE」「北へ帰ろう」「恋歌酒場」
名曲の輝き
「揺藍のうた」「赤とんぼ」「この道」
スペシャルステージ
「家へおいでよ(カモナマイハウス)」「ミネソタの卵売り」「ジャンバラヤ」「味噌汁の詩」「港町 涙町 別れ町」「契り」ほか。
司会 小松宏司
出演 一条貫太 五木ひろし 小沢あきこ 冠二郎 菅原洋一 瀬口侑希 中澤卓也 野村美菜 はやぶさ 藤原浩 松前ひろ子 水森かおり ミッツマングローブ
出演 一条貫太 五木ひろし 小沢あきこ 冠二郎 菅原洋一 瀬口侑希 中澤卓也 野村美菜 はやぶさ 藤原浩 松前ひろ子 水森かおり ミッツマングローブ
三代目コロムビア・ローズ改め野村美菜さんによる「智恵子抄」。
智恵子の故郷・旧福島県安達町(現・二本松市)の皆さんのソウルソングです。作詞は二本松にほど近い小野町出身の故。・丘灯至夫氏。ソウルマウンテン安達太良山も歌い込まれています。ソウルフード「ざくざく」は入っていませんが(笑)。
それぞれ、ぜひ御覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
素より人間生活の全部を趣味といふやうな事ばかりで掩ふ事はなかなか出来ません。しかし又趣味のない人間生活、乃至は趣味の低い人間生活ほど惨憺たるものはありますまい。趣味の無い所には醜悪が必ず潜んで居り、憫む可き滑稽が必ず伏在してゐるやうに思はれます。
散文「趣味といふ事」より 明治45年(1912) 光太郎30歳
ここでいう「趣味」とは、「趣味は読書です」などの、「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄」という意味ではなく、「趣味がいい」、「悪趣味」といった、「どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方」の意です。
いわば「花より団子」の「花」でしょうか。