毎年恒例となっています、京の都に春の訪れを告げるイベントです。 

知恩院 春のライトアップ2018

期 間 : 2018年3月9日(金)~18日(日
時 間 : 18時00分~21時30分(21時受付終了)
場 所 : 浄土宗 総本山知恩院(京都市東山区林下町400 )
       三門周辺、友禅苑、女坂、宝佛殿
料 金 : 大人 500円  小中学生 300円

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主な見どころ】

友禅苑
 友禅染の祖、宮崎友禅斎の生誕300年を記念して造園された、華やかな昭和の名庭です。池泉式庭園と枯山水で構成され、補陀落池に立つ高村光雲作の聖観音菩薩立像が有名です。

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関連行事

聞いてみよう! お坊さんのはなし

ライトアップ期間中、阿弥陀堂にて毎日開催 開始時間: (Ⅰ)18:10〜 (Ⅱ)19:00〜 (Ⅲ)20:00〜
(各回お話15〜20分、木魚念仏体験10分程度) ※状況により時間が変更になる場合がございます
仏教のことを知らない、お寺での話を聞いたことがないようなお方も大歓迎です。どうぞお気軽に足を運んでください。お話の後にはお坊さんと皆さまが一緒になって木魚を打ちながら「南無阿弥陀仏」とお念仏をお称えする体験をしていただきます。知恩院の荘厳な空間の中、日常では味わえない貴重なひとときを過ごしてみませんか?


聞いてみよう! お坊さんの生演奏

ライトアップ期間中、三門下にて金土日限定で開催
 時間: (Ⅰ)18:40〜 (Ⅱ)19:30〜 (各回15〜20分程度)
 ※状況により時間が変更になる場合がございます

9日(金) 10日(土) お説教ギターライブ
  大門哲爾  福井県出身。歌を交えて法話を行う「唄うお坊さん」
11日(日) 世界最古のオーケストラ
  知恩院僧侶  法要儀式に雅楽出仕する僧侶による演奏。
  晴天の場合、道楽(みちがく)があります!
16日(金) 三味線法話
 寺尾昌治   大阪府出身。津軽三味線と日本民謡を生かして法話を語る「三味線坊主」
17日(土)/18日(日) バンド演奏
 ぽくぽくすまいる ライトアップ限定でバンドを結成! 知恩院オリジナル曲も披露!?

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知恩院さん、秋の紅葉の時期のライトアップはかなり以前からやられているようですが、春のライトアップはおそらく一昨年から。昨秋のライトアップではYoutube上にPR動画を配信、今春はさらに「聞いてみよう! お坊さんの生演奏」が新企画として盛り込まれるそうです。どんどん進化し続けていますね(笑)。

光太郎の父・高村光雲原型の観音像についてはこちら

ぜひ足をお運びください。


【折々のことば・光太郎】

最も強大な美の源泉は、民族そのものが亡びても其の美の勢力を失はない。一民族を超えて世界の美の源泉となる。

散文「美の日本的源泉」より 昭和17年(1942) 光太郎60歳

太平洋戦争で日本の敗色濃厚となりつつあった時期の言です。我が国が亡びるという危惧もあったのかもしれません。