ネットでたまたま見つけました。朗読劇の情報です。
MAIA STARSHIP朗読劇「いやなんです あなたのいってしまふのが −智恵子抄より」
期 日 : 2018年1月15日(月)~1月21日(日)会 場 : shibuya gallery「Arc」 東京都渋谷区神泉町8-10 メゾン神泉401
時 間 : 1/15(月)19:00 木村・浜田ペア
1/16(火)19:00 東出・尾崎ペア
1/16(火)19:00 東出・尾崎ペア
1/17(水)15:00 羽場・仲本ペア 19:00 東出・尾崎ペア
1/18(木)19:00 木村・浜田ペア
1/19(金)17:00 羽場・仲本ペア 20:00 藍沢・中川ペア
1/20(土)12:00 藍沢・中川ペア 15:00 羽場・仲本ペア 19:00 木村・浜田ペア
1/21(日)13:00 木村・中川ペア 17:00 東出・尾崎ペア
料 金 : 3,000円 <全席自由>
申 込 : 公式サイトから
出 演 : 木村優良 浜田由梨 東出有貴 尾崎礼香 羽場涼介 仲本詩菜 藍沢真伍 中川美樹
高村光太郎が狂いゆく愛する妻を詠った「智恵子抄」 この作品を原作とした二人朗読劇を上演いたします。光太郎と智恵子、二人の出会いから死まで有名な古典作品を現代向きの作風で描きます。
最初から最後まで主演二人きりでの上演、才色兼ね備えた8人の役者の芝居にどうぞご期待下さい!
主催・企画・演出:麻衣阿(MAIA STARSHIP)脚本:SAKURA
年に数種類、光太郎智恵子の世界を扱って下さる演劇の公演がありますが、若い方々の劇団などでも取り上げて下さいます。時を超えても普遍的な魅力が感じられるということでしょうか。
ご覧になる方々、それから演じられる皆さんに、さらに深く光太郎智恵子の世界を知っていただくきっかけとなって欲しいものです。
【折々のことば・光太郎】
およそ芸術の中で「塊り」の関係の重要な事、彫塑に如くものは無い。むしろ「塊り」そのものが彫塑なのだから。
散文「自刻木版の魅力」より 大正14年(1925) 光太郎43歳
この頃流行していた新版画(かつての浮世絵のように、絵師、彫師、刷師の分業ではない版画)に関する評論です。それは彫刻に近い立体感をも表現できると、好意的に評しています。
光太郎も駒込林町のアトリエ竣工の通知(明治45年=1912)や、自著詩集『典型』の題字(昭和25年=1950)などで自刻木版を手がけましたが、きちんとした作品として世に問うまではやりませんでした。やはり彫刻を第一と考えていたためでしょう。