福島から写真コンテストの応募案内です。キャッチコピーが「〝ほんとの空〞のあるふくしまの星・月の風景をあなたの感性で捉えてください」だそうです。言わずもがなですが、「ほんとの空」の語は、光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)から採られています。
第5回ふくしま星・月の風景フォトコンテスト
郡山市ふれあい科学館では、星や月の輝く夜とともに、福島県の豊かな自然・そして人の暮らす風景を捉えた写真作品を募集し、広く全国に紹介することを目的に「ふくしま 星・月の風景 フォトコンテスト」を開催いたします。 星や月の輝く夜空と地上の夜の景色の融合した風景、月明かりに照らされた幻想的な夜の風景など、あなたの視点での「星・月の風景」を撮影してご応募ください。
作品テーマ 福島県内で撮影された「星・月の風景」
星空や月と風景を併せて写した「星景写真」
月の光を効果的に生かして撮影された「月光写真」や、湖面に映る星などを捉えた写真など、“星や月を感じられる”風景写真を広く対象とします。
月の光を効果的に生かして撮影された「月光写真」や、湖面に映る星などを捉えた写真など、“星や月を感じられる”風景写真を広く対象とします。
【注意】比較明合成を含め、画像合成などの加工を施した写真は今回の募集対象外です。
(カメラの撮影モードで、上記と同様の処理がなされた作品も対象外となります。)
(カメラの撮影モードで、上記と同様の処理がなされた作品も対象外となります。)
主 催
郡山市、郡山市教育委員会、郡山市ふれあい科学館(公益財団法人郡山市文化・学び振興公社)
審査員
― 全体審査 ―
鈴木一雄氏(自然写真家/福島県出身)・渡部潤一氏(天文学者/福島県出身)・郡山市ふれあい科学館長
― 特別賞審査 ―
松本零士名誉館長(名誉館長特別賞選定) ほか
鈴木一雄氏(自然写真家/福島県出身)・渡部潤一氏(天文学者/福島県出身)・郡山市ふれあい科学館長
― 特別賞審査 ―
松本零士名誉館長(名誉館長特別賞選定) ほか
応募締切 2017年11月30日(木) 消印有効
応募規定・形式
カラープリント四つ切(254×305mm) またはワイド四つ切(254×365mm)、A4サイズ、B4サイズ
ポジフィルム(マウントのうえフィルムを保護のこと)
デジタルカメラで撮影の場合、およびトリミングした作品の場合、プリントのうえ応募ください。また、トリミングの有無を応募用紙に記入してください。
カラープリント四つ切(254×305mm) またはワイド四つ切(254×365mm)、A4サイズ、B4サイズ
ポジフィルム(マウントのうえフィルムを保護のこと)
デジタルカメラで撮影の場合、およびトリミングした作品の場合、プリントのうえ応募ください。また、トリミングの有無を応募用紙に記入してください。
画像処理による被写体自体の加工、極端な色彩の変更を加えた作品は失格とします。また、倫理に反する(立ち入り禁止区域での撮影、木の枝を折るなどの行為による)作品は、判明次第失格とします。
応募点数に制限はありません
発表済みの作品でも応募可とします。ただし他のコンテストとの二重応募は不可とします。
応募者はプロ/アマチュアを問いません。モラルとマナーを守って、自然や周囲に配慮しての撮影をお願いします。
発表済みの作品でも応募可とします。ただし他のコンテストとの二重応募は不可とします。
応募者はプロ/アマチュアを問いません。モラルとマナーを守って、自然や周囲に配慮しての撮影をお願いします。
応募方法
作品1点ごとに、必要事項を記入した応募票を、作品の裏側あるいはマウントにセロハンテープでとめて応募ください。
作品の返却
プリントの返却はいたしません。
ポジフィルムの返却は、返却希望とマウントに明記のうえ、返信用切手を貼った封筒を同封ください。
ポジフィルムの返却は、返却希望とマウントに明記のうえ、返信用切手を貼った封筒を同封ください。
送 付 先
〒963-8002 福島県郡山市駅前二丁目11番1号 郡山市ふれあい科学館 ふくしま星・月の風景フォトコンテスト係
※直接持参される場合は開館日の10時~17時の受付となります。
作品の著作権
応募いただいた作品の著作権は、基本的に撮影者に帰属するものとします。ただし、以下の点において、選外作品を含め主催者が作品を使用する権利を有するものとします。
写真展での展示(今後予定している巡回展を含む)
主催者が本事業に関連して発行する刊行物および雑誌・新聞等への掲載、インターネットへの掲載
科学館事業における写真使用
今後の本事業のための宣伝・広告のための印刷物への掲載
このほか(本企画の趣旨に合致した事業を実施するために行う展示への貸し出し、およびその宣伝広告のための印刷物への掲載許可など)については、その都度協議の上で対応するものとします。
主催者が本事業に関連して発行する刊行物および雑誌・新聞等への掲載、インターネットへの掲載
科学館事業における写真使用
今後の本事業のための宣伝・広告のための印刷物への掲載
このほか(本企画の趣旨に合致した事業を実施するために行う展示への貸し出し、およびその宣伝広告のための印刷物への掲載許可など)については、その都度協議の上で対応するものとします。
選考と発表
表彰作品については、新聞紙上・カメラ雑誌・郡山市ふれあい科学館ホームページなどで氏名とともに発表いたします。
また、平成29年度以降に郡山市ふれあい科学館で行う写真展、および作品写真集「ふくしま 星・月の風景Vol.5」に掲載します。
選考後に、作品原版(ポジ・データ)の提出をお願いする場合があります(原版は一定期間後に返却いたします)。また、応募時より詳細な撮影データ(特に撮影地と撮影年月日)についても、お伺いすることがあります。
表 彰
【大賞】1点(副賞5万円) 【名誉館長特別賞】1点(副賞3万円)
【審査員特別賞】2点(副賞3万円) 【特別賞】5点程度 【入賞】30点程度
【審査員特別賞】2点(副賞3万円) 【特別賞】5点程度 【入賞】30点程度
表彰者には、作品写真集を贈呈いたします。
発表
2017年12月以降に、各受賞者へ審査結果を通知いたします。
その第4回の募集が昨年の1月〆切で、その後、募集が1年以上なかったものですから、中止になったのかと思っていましたが、復活したようです。
腕に覚えのある方、ぜひチャレンジし、「ほんとの空」の美しさを広めるのに貢献して下さい。
【折々のことば・光太郎】
フランスへ行つて羨ましいのは全体の空気が凡て芸術を発達せしめるやうになつてゐることである。八百屋の下女とか洗濯屋の女房とか云ふ輩(てあひ)でも、サロンの批評位は朝飯前にやつて退(の)ける。私のよく買つた焼栗売のお婆さんは、私が彫刻をやるといふことを知つてゐるので、私を捉まへて、ロダンも昔はえらかつたが、今は大分衰へたやうだと堂々と論じだしたことなどもある。
談話筆記「フランスから帰つて」より 明治43年(1910) 光太郎28歳
職業に対する差別意識が見えますが、それにしても、一般庶民がサロンやロダンをちゃんと論じられるフランスの文化水準の高さに驚く光太郎。それはそのまま、日本人の芸術に対する意識の低さへの失望につながりました。
100年以上経った現代でも、それはあまり変わっていないのかも知れません。