朗読系の公演情報です。
まず、福井市立美術館さんで開催中の「没後30年記念 高田博厚展 対話から生まれる美」の関連行事として。
新朗読劇『道程-高村光太郎・智恵子・高田博厚-』
期 日 : 2017年10月28日(土)会 場 : 福井市美術館 3階講堂 福井市下馬3-1111
時 間 : ①午前11時~、②午後2時~、③午後5時~の3回
料 金 : 500円
定 員 : 各回80名
申し込み : 福井市美術館まで希望の公演時間、住所、氏名、電話番号を電話かFAX、
またはメールにて
またはメールにて
(先着順)電話:(0776)33-2990 FAX:(0776)33-3114
メールアドレス:takata-k@city.fukui.lg.jp
メールアドレス:takata-k@city.fukui.lg.jp
彫刻家・高田博厚(1900-1987 年) と精神的に深いつながりのあった17 歳年長の彫刻家で詩人の高村光太郎とその妻・智恵子。
人や物事の本質を深く洞察した高村の詩を中心に、3 人の人間模様を新しい朗読劇で紹介します。
人や物事の本質を深く洞察した高村の詩を中心に、3 人の人間模様を新しい朗読劇で紹介します。
作・演出/ YUKKY
出演者/高橋だい(高田博厚 役)・佐々木雪雄( 高村光太郎 役)・黒田成美( 高村智恵子 役)
もう1件。
都内では、日本舞踊系の公演の中で、「智恵子抄」朗読が扱われるというものが開催されます。
真理パフェFourth
期 日 : 2017年11月4日(土)会 場 : 上用賀アートホール 東京都世田谷区上用賀5-14-1-102
時 間 : 13:00開演 16:30終演予定
料 金 : 1,000円
申し込み : 090-4434-7116(事前申込制/当日ご来場も可)
第一部 舞踊
舞踊:藤娘 真理
舞踊:三社祭 好佳乃 真理
朗読:智恵子抄より 石川弘子
第二部 ゲストとコラボ
和楽器を交えた朗読:勧進帳 村瀬栞 石川弘子 真理
舞踊:娘道成寺 好 好月 好美乃 好佳乃 バス麻紀 大川恵理
新舞踊:水口智世江 真理
和楽器を交えた朗読:古典落語より 村瀬栞 石川弘子 真理
舞踊:藤娘 真理
舞踊:三社祭 好佳乃 真理
朗読:智恵子抄より 石川弘子
第二部 ゲストとコラボ
和楽器を交えた朗読:勧進帳 村瀬栞 石川弘子 真理
舞踊:娘道成寺 好 好月 好美乃 好佳乃 バス麻紀 大川恵理
新舞踊:水口智世江 真理
和楽器を交えた朗読:古典落語より 村瀬栞 石川弘子 真理
第三部 まりとけいこ発表会
演奏:松の緑 佐藤太三夫
舞踊:羽根の禿 新野アコヤ
舞踊:越後獅子 岸本苑子
演奏:松の緑 佐藤太三夫
舞踊:羽根の禿 新野アコヤ
舞踊:越後獅子 岸本苑子
第四部 みんなで合唱
合唱:越後獅子
ピアノ、バイオリン、三味線合奏:山岡知子 臼井正枝 真理
合唱と合奏:メサイヤより3曲 日本女子大学附属中学同窓生
合唱:越後獅子
ピアノ、バイオリン、三味線合奏:山岡知子 臼井正枝 真理
合唱と合奏:メサイヤより3曲 日本女子大学附属中学同窓生
女優の大川真理さんという方を中心とした催しだそうで、多くの方々がご出演、いろいろと実験的な試みが為されるようです。
それぞれ、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
作家はつくればいいでせう 政府は作家のやれるやうにすればいいでせう 無意味なことはうるさくて 禿あたまの赤トンボのやうです
詩「赤トンボ」より 昭和24年(1949) 光太郎67歳
「禿あたまに赤トンボがとまつて/秋の山はうるさいです」に始まるこの詩、「うるさいといへばわれわれにとつて/芸術院といふのもうるさいです」と続きます。
光太郎が日本芸術院会員に推されたのは、昭和22年(1947)。推挙を受けたのは、文学の第二部。戦時中の翼賛詩文を深く恥じ、蟄居生活を送っていた光太郎にとって、皮肉としか思えなかったのではないでしょうか。その際には断っていますが、その後も打診があったのでしょうか。単に名誉称号に過ぎず、経済的援助等が付されなかった文化勲章も槍玉に挙げています。