若き日の光太郎が、その本格的な文学的活動の出発点として加盟していた新詩社関連のイベントです。

第11回与謝野寛・晶子を偲ぶ会 「明星」ではみんな詩人だった~鉄幹・晶子・白秋・啄木

日 時 : 2017年3月26日(日)
会 場 : 武蔵野商工会議所・市民会議室 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
時 間 : 開場:午後1時  開始:1時30分  終了:4時30分
参加費 : 1500円(含・資料代 別途懇親会費4000円)
定 員 : 90名

プログラム :
 第1部:ミニ講演
 「それは新体詩から始まった─和歌革新の源流について─」 前田宏(歌人)
 「与謝野晶子の詩の魅力~家族愛から政治批判まで」 松平盟子(歌人)
 
 第2部:鼎談「詩のことば、歌のこころ―表現の秘密と可能性をさぐる」
      細川光洋(静岡県立大学教授):北原白秋・吉井勇 
      西連寺成子(明治大学兼任講師):石川啄木 
      松平盟子:与謝野鉄幹(寛)・晶子 

 「明星」に集まった俊秀は、短歌と詩に優劣をつけることなく、自らを詩人と呼び、それぞれ作品を発表しました。そもそも鉄幹(寛)が文壇デビューしたのは詩歌集『東西南北』(明治29)。晶子は詩「君死にたまふこと勿れ」を歌集『恋衣』(明治38)に載せるなど、二人は一貫して詩と短歌を両立させていきます。
 今回は鉄幹(寛)、晶子、白秋、啄木を中心に据えて、「明星」の文学者たちの詩への意欲と、詩を通して果たした時代への挑戦に思いを馳せてみたいと思います。
 明治の詩歌の黎明期から、浪漫主義の「明星」を経て、大正期の口語自由詩へと展開する詩のダイナミズムは、おそらく現代の私たちの想像をはるかに超えるものだったことでしょう。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

イメージ 1


というわけで、光太郎の名はあがっていませんが、名のあがっている人物たちとの交流の深さから、光太郎についての言及も為されることを期待しています。