十和田湖ネタが続いていますので、もう1件。特産のヒメマス関連で、先週土曜、地元紙『東奥日報』さんに載った記事です。
「十和田湖ひめます」認証店ロゴ決まる
十和田湖国立公園協会(中村秀行理事長)は3日、「十和田湖ひめます」のロゴマークを発表した。十和田湖ひめますブランド推進協議会が昨年10月に認定した、良質なヒメマス料理を提供する青森県十和田市と秋田県小坂町の「十和田湖ひめます認証店」41店舗に、ステッカーやのぼりとして掲示される。ロゴマーク制作は、同協会が同協議会から委託を受けて実施。認証店の投票により決定した。ロゴは、十和田湖を表現した円の中に2匹のヒメマスが元気に跳びはねる様子を表現。それぞれ十和田湖に接する十和田市と小坂町を意味し、乙女の像をも表している。水の波紋は遊覧船をイメージした。十和田市出身の高橋一典さんがデザインした。
同日、十和田湖畔休屋の十和田湖冬物語の会場で、中村理事長が認証店を代表して木村満さんにステッカーとのぼりを贈呈した。
「十和田湖ひめます」は2015年1月に地域団体商標に登録され、同協議会などがブランド確立への取り組みを進めている。
なるほど、向かい合って三角形を構成するフォルムが光太郎最後の大作・乙女の像からのインスパイアというわけですね。
ヒメマスは、当方が十和田での定宿としている十和田湖山荘さんで食膳に出して下さいます。クセのないさっぱりした味わいです。
乙女の像の歴史についての展示がある、湖畔の観光交流センター「ぷらっと」さんでは、水槽で展示。
乙女の像ともども、愛され続けてほしいものです。
【折々のことば・光太郎】
彼は万物と共に踊り 彼は万物を見 また万物を所有する 彼は絶えず悩み、絶えずのり越す ――偉大の生れる時だ
詩「万物と共に踊る」より 大正3年(1914) 光太郎32歳
「万物」の中には、最愛の智恵子も含まれるのでしょう。