当会顧問・北川太一先生のご著書をはじめ、光太郎関連の書籍を数多く上梓されている文治堂書店さんが刊行されているPR誌――というよりは、同社と関連の深い皆さんによる同人誌的な『トンボ』の第3号が届きました。
編集に当たられているのは、詩人の曽我貢誠氏。連翹忌ご常連にして、今年はコールサック社さんからアンソロジー詩集『少年少女に希望を届ける詩集』を編纂上梓されました。
当方にもお声がけくださり、曽我氏もご参加下さった8月の女川光太郎祭に関し、5ページほど書かせていただきました。このブログでとびとびにご紹介してきたような内容――平成のはじめに女川の地に光太郎文学碑が建立された経緯、それを記念して始まった女川光太郎祭、平成23年(2011)の東日本大震災による被害、そこからの復興、若い世代による新たな街づくりなどについてです。
また、目次には入っていませんが、光太郎と交流のあった詩人、野澤一のご子息・俊之氏による巻頭言、巻末には当会顧問・北川太一先生の近著『いのちふしぎ ひと・ほん・ほか』にからめてのエッセイが3編、それぞれ収録されています。
当方手元には50冊送られてきました。この際、送料のみでお頒けいたしますので、一冊140円、ゆうちょ銀行さんの振替口座――00100-8-782139 加入者名 小山 弘明――までご送金下さい。その際、ご住所ご芳名等、払込取扱票に書き込んでお知らせください。
追記 全冊はけました。
追記 全冊はけました。
よろしくお願いいたします。
【折々の歌と句・光太郎】
さいはひやあめつちに居て身は健(けん)に星かぞふべく指ほしいまま
明治36年(1903) 光太郎21歳
もうすぐ今年も終わりますが、当方、今年も健康に過ごすことができました。というか、このブログを始めた平成24年(2012)5月3日から数え、今日で1,700日目ですが、その間、微熱程度はあったものの、どうやら大事には至らず続けて参りました。
あらためて健康にすごせることの「さいはひ(幸い)」に感謝したいと思います。