新宿の中村屋サロン美術館さんから、企画展のご案内を頂きました。
中村屋創業115周年記念 新宿中村屋食と芸術のものがたり
期 日 : 2016年12月17日(土)~2017年2月19日(日)会 場 : 中村屋サロン美術館 東京都新宿区新宿3丁目26番13号 新宿中村屋ビル3階
時 間 : 10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日 : 毎週火曜日(火曜日が休日の場合は開館、翌日休館)、12/31(土)~1/3(火)
休館日 : 毎週火曜日(火曜日が休日の場合は開館、翌日休館)、12/31(土)~1/3(火)
料 金 : 200円
食と芸術のドラマが織り成す新宿中村屋の“味”
中村屋は1901年に創業し、2016年12月30日に115周年を迎えます。この間、多彩な食を生み出すとともに芸術活動を支援し、単なる小売店ではない、新宿中村屋という店格を築いてまいりました。創業者 相馬愛藏・黒光夫妻の独創性から、今まで日本に無かった食が生まれ、二人に惹かれて、多くの芸術家・文化人たちが中村屋に集いました。
本展では、愛蔵・黒光を中心に起こった、食と芸術誕生のドラマを垣間見ていきます。一つ一つのドラマがスパイスとなり新宿中村屋という“味”を形成していった、その様子をお楽しみください。
主な展示作品
彫刻 荻原守衛(碌山) 「女」「坑夫」
油彩 柳敬助「諏訪湖畔雪景」 中村彝「小女」 鶴田吾郎「盲目のエロシェンコ」
水彩 布施信太郎 「中村屋の包装紙原画」
版画 棟方志功 「中村屋の羊羹掛け紙」
書 会津八一 「おほてらの」「いかるがの」
関連行事
新宿中村屋のドラマと料理を味わう ~食事付講演会~
新宿中村屋の歴史やゆかりのある芸術家たちについて学んだ後、中村屋伝統の料理をご賞味いただきます。その後、中村屋サロン美術館にて展示をご覧いただく、中村屋満喫のイベントです。
《第1回テーマ》 創業者 相馬愛藏・黒光と新宿中村屋
日 時 : 2017年1月21日(土) 10時~13時半頃
講 師 : 株式会社中村屋CSR推進室課長 広沢久美子
《第2回テーマ》 相馬黒光と中村屋サロンの芸術家たち
日 時 : 2017年2月4日(土) 10時~13時半頃
講 師 : 中村屋サロン美術館学芸員 太田美喜子
定 員 : 各回24名 先着順、定員になり次第〆切
参加費 : 各回3,000円(税込、食事代、美術館入館料込み)
場 所 : 新宿中村屋ビル8F グラシナ
料 理 : 伝統のインドカリーやボルシチを含めたコース料理
申 込 : 中村屋サロン美術館 museum@nakamuraya.co.jp 03-5362-7508
既に定員に達しているそうです。
展示の方は、光太郎作品は並ばないようですが、講演の方で光太郎にもからむかな、と思っておりましたら、既に定員に達しているそうです。ただ、キャンセル待ち等があるかも知れません。
展示は昨日から始まっています。ぜひ足をお運びください。当方も年明けに行って参ります。
【折々の歌と句・光太郎】
我おもひ胸にはひめむしかはあれどあまりにやせしこの頬をいかに
明治33年(1900) 光太郎18歳
『明星』時代の、おそらくは架空の恋の歌です。
しかし、10年後の新宿中村屋における碌山荻原守衛を謳ったようにも読める歌です。