智恵子の故郷・福島二本松での市民講座、「智恵子講座’16」の最終回が開かれます。

智恵子講座2016 第7回 「平塚らいてうと青鞜社」  第8回「高村智恵子を語るつどい」

期 日 : 2016年12月18日(日)
時 間 : 午前10時から
会 場 : 福島県男女共生センター 二本松市郭内一丁目196-1
講 師 : 澤正宏氏 (福島大学名誉教授)
参加費 : 1,000円
問い合わせ/申し込み : 智恵子のまち夢くらぶ ☎0243(23)6743

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午前中が福島大名誉教授・澤正宏氏による「平塚らいてうと青鞜社」、昼食休憩を挟み、午後1時半から閉講式を兼ねた「高村智恵子を語る集い」だそうです。

郷土の文化人の顕彰を地道に続けられている智恵子のまち夢くらぶさんには、頭が下がります。


二本松といえば、この秋、市の歴史資料館と智恵子記念館二ヶ所分散開催で、「智恵子生誕一三〇年・光太郎没後六〇年記念企画展 智恵子と光太郎の世界」展がありました。

そちらが先月27日に閉幕し、一昨日、当方がお貸しした展示物の返却に、市教委の担当者の方がいらっしゃいました。その際にご報告を受けましたが、盛況だったとのことで、安心いたしました。

歴史資料館では、会期中の入場者数が1,602人。これまでの企画展だと、1,000人行くか行かないかというところだそうでした。

智恵子記念館の方は、同じく6,173人。こちらは智恵子の生家とセットの施設で、もともと観光名所的な部分もあり、普段から入館者数はそれなりですが、やはり普段のそれを大きく上回ったようです。

恒例の連中行事、菊人形や、福島現代美術ビエンナーレの一環としての小松美羽さんの襖絵アートなども集客への貢献があったと思われます。

報告書には「展示状況」ということで、画像も掲載されていました。

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このようにして記録を残すというのはいいですね。

返ってきた当方所蔵資料。まずはさまざまな『智恵子抄』。

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明治~昭和前半の智恵子資料。

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故・原節子さん主演の東宝映画「智恵子抄」関連。

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ご当地ソング「智恵子抄」関連。

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夏には信州安曇野碌山美術館さんの「夏季特別企画展 高村光太郎没後60年・高村智恵子生誕130年記念 高村光太郎 彫刻と詩 展 彫刻のいのちは詩魂にあり」に、光太郎詩集5冊ほどお貸ししましたし、花巻高村光太郎記念館さんには、無期限で『宮沢賢治全集』などをお貸ししています。当方コレクション、大活躍です(笑)。

各地のイベント等担当の方、光太郎智恵子に関する資料類、ものすごいものはありませんが、お貸しいたしますので、必要とあらばご連絡ください。当ブログコメント欄までご連絡下さい。非表示も可能です。


【折々の歌と句・光太郎】

風吹いて桶屋さかゆの句にもまし恋する人の考へや貧(ひん)
明治38年(1905) 光太郎23歳

今日の関東、冬晴れのいい天気ですが、凩が強く、布団を干すか干すまいか迷っています(笑)。