明治44年(1911)、智恵子がその創刊号の表紙絵を描き、平塚らいてうが「原始、女性は実に太陽であつた」、与謝野晶子が「山の動く日来る」と高らかにうたった雑誌『青鞜』。

主宰のらいてうも、智恵子と同じ明治19年(1886)生まれで(早生まれのため学年は一つ上)、今年が生誕130年に当たり、いろいろと顕彰行事が行われています。

そんな中から二つ

平塚らいてう生誕130周年記念シンポジウム ~それぞれの言葉で語る「平和」から″わたしたちの現在(いま)″を考える~

期  日 : 2016年11月19日(土)
会  場 : 主婦会館プラザエフ 東京都千代田区六番町15
時  間 : 13:30開会
料  金 : 一般2,000円 学生1,000円
主  催 : NPO平塚らいてうの会 03-3818-8626

パネリスト : 
 ノーマ・フィールド(シカゴ大学名誉教授)
 青井未帆(学習院大学教授)
 米田佐代子(NPO平塚らいてうの会会長)
 
らいてう生誕130年、らいてうの家オープン10年の現在、「戦争法」を廃止させ、平和憲法を守り、戦争や暴力で傷つけられた女性の尊厳を回復することができるのか-それが問われています。らいてうのめざした「女性がつくる平和社会」を実現するために、わたしたち一人ひとりは何をすべきでしょうか。
アメリカと日本の2つの国をみつめてきた日本文化研究者のノーマ・フィールドさんをシカゴからお迎えし、憲法学者と女性史研究者とともに語り合うつどいを企画しました。
ごいっしょに、それぞれの言葉で“わたしたちの現在(いま)”を考えましょう。
015
016
大統領選挙でトランプ氏が勝利し、今後の日米安全保障の在り方も不透明な中、タイムリーな企画ですね。

当方、残念ながら「第61回高村光太郎研究会」と日程が被っており、参加できませんが。


もう1件、一転してほのぼの系(脱力系?)の企画です

文京・谷中・三崎坂 江戸ろまん坂物語 江戸ろまんウォーク~霜月の章~ 朝活コース 元始 女性は実に太陽であった ~青鞜社街道~

文京・谷中・三崎坂 江戸ろまん坂物語 江戸ろまんウォーク~霜月の章~ 朝活コース 元始 女性は実に太陽であった ~青鞜社街道~
人気スマートフォンアプリねこあつめとコラボレーション! この秋、街は猫づくしに!

地図を片手に、新たな街の魅力を探しに行きます。朝、昼、夜…いつもとは違う時間に街を歩けば、違った景色を発見できるかもしれません。

定員400 名(事前申込制)・参加無料・雨天決行・自由歩行

期 日 : 2016年11月26日(土)
時 間 : 8:45から出発式 ゴール受付11:00~12:30
コース : 文京グリーンコート→団子坂→播磨坂さくら並木→傳通院→源覚寺→東京ドーム
      →江戸川橋地蔵通り商店街 (約10.5㎞)

お申し込みは、お電話またはインターネットから
■江戸ろまんウオーク〜霜月の章〜 
■坂物語イベント事務局 03-6672-6392(平日11:00〜16:00)
017
018
文京区商店街振興組合連合会さん、谷中銀座商店街振興組合さん、谷中三崎坂商店組合さんがタッグを組み、文京・谷中・三崎坂商店街エリアに江戸時代から100 以上残る「坂」をテーマにしたイベント『文京・谷中・三崎坂 江戸ろまん坂物語』が11/5(土)から開催されています。

このエリアには“街ねこ”で有名なスポットが多いことから、累計1900 万DLのスマートフォンアプリ「ねこあつめ」とコラボレーションし、地域の魅力をPRするそうです。

ちなみに6月に娘が拾ってきた猫。大きくなりました。寒くなってきたので、ニャンモナイトになっています(笑)。
019
020
シャッター音で起こされて不機嫌す(笑)。

【折々の歌と句・光太郎】021

坐りだこ囲炉裏に痛し稗の飯
昭和22年(1947) 光太郎65歳

花巻郊外旧太田村の山小屋(高村山荘)での作。

硬い床であぐらをかき続けると、くるぶしなどに出来るのが「すわりだこ」です。みちのくの長く厳しい冬の象徴ですね.。


「稗の飯」は光太郎、実際に結構好んで食べていたようです。旧太田村、花巻市に編入されるまでは「稗貫郡」の一部で、その名の通り、周辺で稗の栽培が盛んに為されていました。