光太郎ゆかりの地として、毎年「女川光太郎祭」が開催されている宮城県女川町がらみで2件。

まずは東日本大震災で大きな被害を受けた女川町の復興の軌跡を描いたドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々」のDVDが発売されます。  

サンマとカタール~女川つながる人々

【発売日】 2016年11月9日(水)※レンタル同時リリース
【発売元】 TBSサービス
【価  格】 3,000円+税
【販売元・お問合せ先】
TCエンタテインメント(株)商品サポートセンター TEL:03-3513-9090
(受付時間:月〜金 10時〜13時/14時〜17時 ※土日祝日を除く)

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当方、映画館での上映テレビ放映を拝見しましたが、何度観ても熱い思いにさせられます。

直接、光太郎に関わる内容にはなっていませんが、ぜひお買い求め下さい。


もう1件、テレビ放映情報です

小さな旅 心に花を~宮城県女川町

NHK総合 2016年10月30日(日)  8時00分~8時25分
      再放送 11月5
日(土) 5:15~5:40 (地方によって異なります)

宮城県女川町は水産業のさかんな港町。震災後の復興をめざし、若者を中心とした町づくりが進んでいます。実は女川は、600種類以上の山野草が自生する、植物の宝庫。ふるさとの風景や大切なものを失った人々が、身近にある自然に心を癒やされています。震災前と変わらずに山の草花に出会う人、花を育てることで励まされ、生きてきた夫婦など、自然に勇気づけられながら、復興に向かう人たちと出会います。

語り 山田敦子

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こちらも直接光太郎に関わる内容にはならないかとは思いますが、ご覧下さい。

東日本大震災から5年半。いつしか「復興のトップランナー」と言われるようになった女川町。行政も積極的に動いていますが、行政任せにせず、住民が自分たちで知恵を出し合い、動いています。

その後も各地で大雨や大地震による被害が出ています。そういった地域のモデルケースともなるのではないでしょうか。

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【折々の歌と句・光太郎】

一心に絵具をぬれば自由画のわが家の屋根に太陽がのる

大正15年(1926) 光太郎44歳

一昨日からご紹介している、近所の千駄木小学校の児童と思われる子どもたちが描いた光太郎アトリエの絵についてです。

小さな子どもの描く風景画には、赤い太陽がつきものですね。しかし、そうした風習が根付いたのはいつ頃のことなのかと、ふと思いました。「太陽は赤い」という概念は世界共通ではありません。

日本画の世界では赤い太陽も早い時期から描かれており、その影響なのでしょうか。