詩の関係で2件。
まずは神奈川県鎌倉市から。
回想 高村光太郎 尾崎喜八 詩と友情 その五 鎌倉における光太郎と喜八
期 日 : 2016年10月2日(日)~11月1日(火)
場 所 : 笛ギャラリー 神奈川県鎌倉市山ノ内215 0467-22-4484
時 間 : 10:00~16:00
休業日 : 毎週月・水・木 10/15(土) 10/30(日)
北鎌倉の明月院さん近くにあるカフェ兼ギャラリー、店内でコンサートも行う笛ギャラリーさん。店主の山端夫妻は、光太郎の親族です(先々代の奥様が光太郎の妹)。また、近くに光太郎と縁の深かった詩人の尾崎喜八の自宅があり、そちらとも交流がありました。
そういうわけで、毎年この時期に、山端家、尾崎家などに遺された資料を使っての「回想 高村光太郎 尾崎喜八 詩と友情」という展示をなさっています。一昨年、昨年とお邪魔しまして、興味深く拝見して参りました。今年で五回目。うっかりしており、既に始まってしまっていました。
観覧料金としては無料。ただ、カフェですので珈琲の一杯でも、というところです。
明日、上京する予定がありますので、ついでと言っては何ですが、鎌倉まで足を伸ばそうと考えております。レポートは明後日に掲載します。
もう1件、静岡から市民講座の情報です。
南部地区構造改善センター成人講座「詩のこころを読む」
期 日 : 2016年10月25日 11月1日 15日 12月6日 20日
2017年1月17日 31日 2月7日 21日 3月7日
2017年1月17日 31日 2月7日 21日 3月7日
(すべて火曜日)
場 所 : 湖西市南部地区構造改善センター 静岡県湖西市白須賀5128
時 間 : 13:30~15:30
料 金 : 受講料2,000円 教材費300円
問 合 : 社会教育課 053-576-4793 FAX/053-576-1237
E-mail/ skyoiku@city.kosai.shizuoka.jp
E-mail/ skyoiku@city.kosai.shizuoka.jp
講師は地元ご在住の矢田部駿一氏。元教員で、こうした講座等で朗読などのご指導に当たられているそうです。今回、光太郎の詩も取り上げて下さるということで、ありがたいかぎりです。
さまざまな活動を通し、連綿と光太郎の名が伝えられていくことを願ってやみません。
【折々の歌と句・光太郎】
己が寂しき性をてらせよ後の月 大正9年(1920) 光太郎38歳
「後の月」は十三夜の月。ちょうど今日が旧暦9月13日、十三夜です。ただ、関東は曇り、ことによると雨。残念ながら月は見えそうにありません。