各地の皆さんからいろいろな出版物のご寄贈を頂いています。
日本文學誌要 第94号
2016年7月23日 法政大学国文学会 非売
法政大学さんの文学部日本文学科、大学院日本文学専攻の学生、教員、OB的な方々による法政大学国文学会の紀要です。
同大教授・中丸宣明氏のご講演「忘れられた!?文学者たち 野沢一・清水泰夫・羽田中誠など ―法政ゆかりの作家たち序―」の筆録が掲載されており、光太郎とゆかりのあった詩人・野沢一に触れられています。
野沢一についてはこちら。
野沢一のご子息で、連翹忌ご常連の俊之氏からいただきました。
続いて、季刊雑誌『コールサック』。版元のコールサック社さんから届きました。
季刊 コールサック 第87号
2016年9月1日 コールサック社 定価1,000円+税
やはり光太郎とゆかりのあった詩人・黄瀛(こうえい)がらみで、同社刊行の『宮沢賢治の詩友・黄瀛の生涯―日本と中国 二つの祖国を生きて』(佐藤竜一著)の書評が掲載されています。評者は評論家の新藤謙氏、法政大学国際文化学部教授・岡村 民夫氏。
黄瀛に関してはこちら。
さらに、同社刊行の『少年少女に希望を届ける詩集』の広告も。
さらに文芸同人誌『北方人』。発行元の北方文学研究会主宰、盛厚三氏から届きました。
北方人 第25号
2016年9月 北方文学研究会 非売品
かわじもとたか氏ご執筆の「書誌/装幀挿話(1)」で、光太郎の装幀について触れて下さっています。
最後に、埼玉県東松山市の広報紙。
広報ひがしまつやま10月号
2016年10月1日 東松山市 非売品過日、同市立図書館で行われた「高村光太郎資料展~田口弘氏寄贈資料による~」、及び田口弘氏講演会の関係で、市役所の方から頂きました。
同市の東武東上線高坂駅前から延びる高坂彫刻プロムナード~高田博厚彫刻群~が特集されています。
光太郎胸像はやや別格扱いで、大きく画像が。ありがたや。
ご寄贈下さった皆様、ありがとうございました。
【折々の歌と句・光太郎】
ざくろの実ふたつならべば木に彫りしざくろ取らんかふたつながら取らん
大正13年(1924) 光太郎42歳
木彫「柘榴」シリーズ最終作です。写真は故・髙村規氏です。