智恵子の故郷・福島二本松からイベント情報です。うっかりご紹介が遅れました。 
期 日 : 2016年9月18日(日)
時 間 : 午前10時開会
会 場 : 智恵子純愛通り記念碑前 (福島県二本松市油井漆原町 智恵子の生家近く)
参加費 : 無料
プログラム :
 全員合唱「智恵子抄」「ふるさと」 献花 建立の記奉読 詩の朗読 ハーモニカ献奏


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「智恵子純愛通り」というのは、二本松市の智恵子生家・智恵子記念館前を南北に走る県道129号線、元の奥州街道です。平成17年(2005)に公募で愛称が募集され、命名されました。同20年(2008)には光太郎の令甥、故・高村規氏の揮毫による碑が完成、それを記念して毎年行われているイベントです。

平成24年(2012)の第4回のレポートがこちら


同じ日に、やはり二本松でもう1件、智恵子関連のイベントがあります。 
期 日 : 2016年9月18日(日)
時 間 : 午後1時開場  1時30分開会
会 場 : 二本松市民交流センター (福島県二本松市本町二丁目3番地1)
参加費 : 一般500円 高校生以下無料
プログラム :
 パート1 講話「高村智恵子と私」パート2 絵画劇「虹を描いた人~高村智恵子の生涯」

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それぞれ、高村智恵子生誕130年高村光太郎没後60年記念事業の一環として行われます。その他にも9/24の「原節子主演「智恵子抄」フィルム上映会」もそうですし、またご紹介しますが、二本松市歴史資料館と智恵子記念館で開催される企画展「智恵子と光太郎の世界」なども行われます。

ぜひ足をお運びください。


【折々の歌と句・光太郎】

秋は今さぞムウドンのおやぢかな    明治44年(1911) 光太郎29歳

「ムウドン」はパリ郊外の地名。そこに住む「おやぢ」は、この頃まだ存命だった、かのオーギュスト・ロダンです。

光太郎、欧米留学を終えての帰朝から2年。自らがかつて在りしパリ、展覧会場で見かけたロダンを思い起こしての句です。