直接的には光太郎には関わりませんが、光太郎が多大な影響を受けた、ロダンの企画展。北海道札幌での開催です。
開館35周年記念 ロダン展
会 場 : 本郷新記念札幌彫刻美術館 札幌市中央区宮の森4条12丁目
会 期 : 2016年7月9日(土)~9月25日(日)
休 館 : 月曜日
7/18(月・祝)9/19(月・祝)は開館し7/19(火)9/20(火)は休館
7/18(月・祝)9/19(月・祝)は開館し7/19(火)9/20(火)は休館
時 間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで) 7月17日(日) 8月27日(土)は19:30まで
料 金 : 一般 1,000(800)円、65歳以上 800(640)円 高大生 600(540)円 中学生以下無料
料 金 : 一般 1,000(800)円、65歳以上 800(640)円 高大生 600(540)円 中学生以下無料
本郷新記念札幌彫刻美術館は今年で開館35周年を迎えます。
これを記念し、フランスの彫刻家・オーギュスト・ロダン(1840-1917)の展覧会を開催します。
パリで生まれたロダンは、ほとんど独学によって彫刻家として大成し、身体の生命感を彫刻の本質と捉えた独自の表現により、「近代彫刻の父」と称賛されました。
札幌生まれで戦後日本の具象彫刻を牽引した彫刻家・本郷新(1905-1980)は、師・高村光太郎の著作『ロダンの言葉』や、ロダンの実作を通して、この巨匠に多くを学んでいます。
本展は、日本近代の彫刻家たちに多大なる影響を与え、彫刻家・本郷新の源流ともなったロダン芸術の魅力を広く伝えようとするものです。
代表作《地獄の門》の関連作をはじめとする、国内美術館所蔵のロダンの彫刻作品22品を中心に構成します。
〔出品作品〕
《考える人》 1880年 (静岡県立美術館蔵)
《カレーの市民》 第一試作 1884年 (静岡県立美術館蔵)
《パオロとフランチェスカ》 1887-89年頃 (静岡県立美術館蔵)
《眠れる女(裸婦)》 1887年 (札幌芸術の森美術館蔵)
《フロックコートを着たバルザック》 1891-92年 (札幌芸術の森美術館蔵)
《ジャン・デールの裸体習作》 1868-89年頃 (中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館蔵)
《衣をまとったバルザック》 1897年 (北海道立函館美術館蔵)
ほか
これを記念し、フランスの彫刻家・オーギュスト・ロダン(1840-1917)の展覧会を開催します。
パリで生まれたロダンは、ほとんど独学によって彫刻家として大成し、身体の生命感を彫刻の本質と捉えた独自の表現により、「近代彫刻の父」と称賛されました。
札幌生まれで戦後日本の具象彫刻を牽引した彫刻家・本郷新(1905-1980)は、師・高村光太郎の著作『ロダンの言葉』や、ロダンの実作を通して、この巨匠に多くを学んでいます。
本展は、日本近代の彫刻家たちに多大なる影響を与え、彫刻家・本郷新の源流ともなったロダン芸術の魅力を広く伝えようとするものです。
代表作《地獄の門》の関連作をはじめとする、国内美術館所蔵のロダンの彫刻作品22品を中心に構成します。
〔出品作品〕
《考える人》 1880年 (静岡県立美術館蔵)
《カレーの市民》 第一試作 1884年 (静岡県立美術館蔵)
《パオロとフランチェスカ》 1887-89年頃 (静岡県立美術館蔵)
《眠れる女(裸婦)》 1887年 (札幌芸術の森美術館蔵)
《フロックコートを着たバルザック》 1891-92年 (札幌芸術の森美術館蔵)
《ジャン・デールの裸体習作》 1868-89年頃 (中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館蔵)
《衣をまとったバルザック》 1897年 (北海道立函館美術館蔵)
ほか
関連行事
ロダンナイト
開館35周年を祝い、開館時間を延長、無料で観覧いただけます。イベントも開催
日 時:7月17日(日)17:00~19:30
ギャラリートーク
日 時:7月23日(土)、8月6日(土)、9月10日(土) 各回14:00~14:40
※申込不要、要展覧会観覧料
※申込不要、要展覧会観覧料
ロダンにタッチ!
一部の出品作品にさわって鑑賞いただけます。手でロダン彫刻を味わう特別なひとときをお楽しみください。
日 時:会期中の毎週土曜10:00~11:00
日 時:会期中の毎週土曜10:00~11:00
ミュージアムコンサート
日 時:8月27日(土)17:00~18:00
会 場:札幌彫刻美術館 本館
館の名前になっている本郷新は、舟越保武、佐藤忠良らとともに、光太郎に影響を受けた彫刻家です。光太郎没後の10年間限定で行われた「高村光太郎賞」の選考委員に名を連ねました。
同館は「記念館」と「本館」から成り、ロダン展は「本館」、「記念館」は本郷のアトリエをそのまま使い、本郷の作品などの常設展示が為されています。
併せてご覧下さい。
【折々の歌と句・光太郎】
ゆるぎなく水面(みのも)の影のこむらさき緑さすよと見れば消えたり
明治34年(1901) 光太郎19歳
「こむらさき」は美しい紫色の羽を持つ蝶です。一回り大きいオオムラサキは日本の国蝶ということになっています。