日本郵便東北支社さんから、智恵子の故郷、二本松のオリジナル切手に関するプレスリリースが出ました。 

オリジナル フレーム切手「ほんとの空に 咲き誇る 桜をめぐり ぶらり旅 あだたら桜回廊」の販売開始

日本郵便株式会社東北支社(宮城県仙台市青葉区、支社長 本間 幸仁)は、下記のオリジナルフレーム切手の販売を開始します。
このオリジナル フレーム切手は、約4,500 本もの桜が咲き競う「霞ヶ城公園」や福島県緑の文化財に登録されている「合戦場のしだれ桜」など福島県二本松市の桜を題材としたもので、下記の郵便局(一部の簡易郵便局は除く)で限定販売します。

1  切手の概要
 名   称
 : ほんとの空に 咲き誇る 桜をめぐり ぶらり旅 あだたら桜回廊
 販売開始日 : 2016 年4 月1 日(金)
 販 売 数 : 1,200 シート
 販売郵便局 : 福島県福島市 二本松市 本宮市 伊達市 川俣町 桑折町 国見町
         大玉村の全郵便局
 計90 局
         一部の簡易郵便局、震災の影響で営業を休止している郵便局を除きます
 シート構成  :  1 シート 82 円切手×10 枚
 販   価  :  1 シート 1,300 円 シート単位で販売します。

2  切手デザイン 
別紙のとおり 二本松市を代表する桜の名所や、二本松観光協会が主催している「二本松の四季」観光フォトコンテストの入選作品などを切手の題材として選定しました。

3 その他
4月5日(火)から日本郵便株式会社Webサイト郵便局のネットショップでもお取扱いします。
http://www.shop.post.japanpost.jp/)販売価格のほかに郵送料等が加算されます。

【お客さまのお問い合わせ先】
〔商品内容に関すること〕 
 日本郵便株式会社 東北支社 郵便・物流営業部(物販・広告担当) 022-267-7666
 月~金9:00~17:00(土日祝日を除く)
〔販売に関すること〕上記に記載の「販売郵便局」窓口

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調べてみましたところ、「あだたら桜回廊」シリーズのフレーム切手は、平成22年(2010)からほぼ年1回のペースで発行されていました。

平成24年(2012)に発行された「あだたら桜回廊Ⅲ」では、智恵子の母校・油井小学校の桜が用いられていました。今日の今日まで知りませんでした。

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一昨年に発行されたものから、バックシート(台紙)部分に「ほんとの空に 咲き誇る 桜をめぐり ぶらり旅」のコピー文が入りました。こちらは当方、以前に「二本松の菊人形」を観に行った際に購入しました。

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昨年のものにも同じコピー文。こちらも存じませんでした。

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「ほんとの空」の語が入っているとなると、手に入れなければ気が済みません(笑)。通販等で探してみようと思っております。

皆様もぜひお買い求め下さい。


【折々の歌と句・光太郎】

一枝のさくら手折りて肩になどかざすをとめを見ればたふとし

大正10年(1921) 光太郎39歳

駒込林町の光太郎智恵子が暮らしたアトリエに面した本郷保健所通りにも、桜が植わっていたそうです。「ほんとの空」の語が出て来る詩「あどけない話」にも、「桜若葉の間に在るのは、/切つても切れない/むかしなじみのきれいな空だ。」というフレーズがあります。

アトリエ近くの丸善インキ工場で働く女工達を謳った「小娘」、「丸善工場の女工達」という詩が、少し前に書かれています。短歌の「をとめ」は、その辺りなのかな、とも思われます。