京都の古刹、知恩院さんの情報です。

知恩院 春のライトアップ2016

期  間  2016年3月12日(金)~21(祝・月)
拝観時間  18時00分~21時30分(21時受付終了)
場  所 : 浄土宗 総本山知恩院(京都市東山区林下町400 ) 友禅苑、阿弥陀堂、女坂
拝  観  料 : 大人 500円  小中学生 300円

主な見どころ】

友禅苑
友禅染の祖、宮崎友禅斎の生誕300年を記念して造園された、華やかな昭和の名庭です。池泉式庭園と枯山水で構成され、補陀落池に立つ高村光雲作の聖観音菩薩立像が有名です。

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阿弥陀堂
明治43(1910)年に再建。本尊は御身丈2.7mの阿弥陀如来坐像。様々な法要儀式を執り行う堂宇です。堂内に並べられている木魚は自由に叩いて頂けます。法然上人のみ教え「お念佛」に触れて下さい。

【聴いてみよう! お坊さんのはなし】
ライトアップ期間中、阿弥陀堂にて毎日開催
開始時間:(Ⅰ)18時15分~、(Ⅱ)19時~、(Ⅲ)20時~(各回15~20分)
※状況により開催時間が変更になる場合がございます
今年は初の試みとして「聞いてみよう!お坊さんのはなし」を開催いたします。「なぜ祈りが必要なのか」「お寺のお参りの心構え」「極楽と天国の違い」など、知恩院のお参りを通して、より仏教を身近に感じていただけるような内容になっています。お話の後には皆さんと一緒に木魚を叩きながら「南無阿弥陀佛」とお念佛をお称えします。
知恩院の荘厳な空間の中、お坊さんと一緒に貴重な体験をしてみませんか?


知恩院さんでは、毎年紅葉の時期にライトアップをされていますが、おそらく今年から春にも実施するとのこと。来月中旬からで、桜の時期とは少しずれているような気もしますが、どうなのでしょうか。早咲きの桜などはもう咲いているのでしょうか。

当方、昨春、知恩院さんに行って参りました。光雲作の聖観音像、京都で露座の光雲作品は珍しく、興味深く拝見しました。

いよいよ春本番間近、という感じですね。


【折々の歌と句・光太郎】000

仁丹の広告よりは右にして明るき窓の五つ目の家
明治42年(1909) 光太郎27歳

ライトアップではありませんが、夜の東京の広告塔を謳ったものです。

「仁丹」。亡くなった祖父が愛用していました。「懐かしい」というイメージですが、今もちゃんと販売されているのですね。

画像は次の年の雑誌『スバル』に載った光太郎の手になるイラストです。