テレビ放映情報です。
にほんごであそぼ
NHK Eテレ 2016年2月10日(水) 6時45分~6時55分 再放送 17時10分~17時20分
2歳から小学校低学年くらいの子どもと親を対象に制作。番組を通して、日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、楽しく遊びながら“日本語感覚”を身につけてもらうことをねらいとしている。今回は、僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る「道程」高村光太郎、ひこうきさんようしゅんしゅん旬~冬~/ゆきおとこ、うた/スキー、道程。
この番組では、時折光太郎作品を取り上げて下さっています。昨年暮れに亡くなった浪曲師・国本武春さんの歌による「ベベンの冬が来た」が定番の一つでしたが、もう一つ定番で、「道程」がよく取り上げられます。
子役たちの朗読によるバージョンと、坂本龍一さん作曲のうたによるバージョンとがありますが、今回の放映はどちらになるか不明です。また、過去の映像の使い回しか、新作かもわかりません。
ついでに光太郎の周辺人物に関わるテレビ番組をご紹介しておきます。
黒柳徹子のコドモノクニ 「宮沢賢治が残したメッセージ 童話から広がる宇宙への旅」
BS朝日 2016年2月10日(水) 22時00分~23時00分
BS朝日開局15周年特別企画▽大正から昭和にかけて発刊され、一流画家や詩人、作曲家がこぞって作品を寄せた伝説の絵雑誌『コドモノクニ』。藤田嗣治、東山魁夷、竹久夢二、野口雨情、北原白秋…。絵画、詩、童謡など様々なジャンルで、子どもたちのために本気になった大人たちの思いとは?黒柳徹子が今、未来へ続くメッセージを届ける。現代の芸術家・著名人が『コドモノクニ』からインスピレーションを得て生み出す新作にも注目!
宮沢賢治は、後に「イーハトーブ」と名付ける自然豊かな故郷、岩手県花巻で野山を散策して石を集め、満天の星空に思いをはせて少年時代を過ごした。このときの「夢」が賢治の童話の世界を生み出すことになった…。賢治と同様に、石を集めることを趣味とする写真家・浅井愼平が賢治の作品の世界を探る。
死の2年前、小さな手帳にメモのように書き記した「雨ニモマケズ」。2011年の東日本大震災では、被災された方々へのエールとして多くの人々が「雨ニモマケズ」を朗読した。今も受け継がれる賢治の魂をたどる。
出演 黒柳徹子 浅井愼平
プレミアムカフェ(1)猫を愛した芸術家の物語(2)迷宮美術館 猫の展覧会
NHKBSプレミアム 2016年2月11日(木) 9時00分~11時13分 再放送 2月19日(金) 午前1時30分〜
(1)おまえなしでは生きていけない~猫を愛した芸術家の物語~藤田嗣治 パリで拾った愛と成功
(2)アートエンターテインメント 迷宮美術館 猫の展覧会
特集 愛すべきパートナー・ねこ (1)おまえなしでは生きていけない~猫を愛した芸術家の物語~藤田嗣治 パリで拾った愛と成功(初回放送:2011年)女と猫の画家とも称された藤田嗣治。天才の孤独を癒やした猫たちとの物語 (2)アートエンターテインメント 迷宮美術館 猫の展覧会(初回放送:2005年)名画に登場する猫たちがスタジオに集合!専門家を招き、猫学の視点から画の謎を読み解く
司会 段田安則,住吉美紀
ゲスト 高木美保,吉村作治,濱田マリ,川崎麻世,千代間咲恵,中村有志
ぜひご覧下さい。
【折々の歌と句・光太郎】
何ならん人間界に立ちまじるこのうつそ身の外なるものは
大正13年(1924) 光太郎42歳
光太郎は関東大震災後の、不穏な世の中、さまざまな社会の矛盾に対しての怒りを露わにします。詩ではそうした荒ぶる魂――人間界に立ちまじるうつそ身の外なるもの――をさまざまな猛獣に託した「猛獣篇」の連作が書かれました。