光太郎最晩年の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」の立つ青森十和田湖で、先だってご紹介した観光イベント「十和田湖冬物語2016」が開幕しました。
地元紙『東奥日報』さんから。
花火、冬の夜空照らす 十和田湖冬物語開幕
真冬の十和田湖を幻想的な光で演出する「十和田湖冬物語」が5日、青森県十和田市の十和田湖畔休屋地区の特設会場で開幕した。冬花火が湖畔の夜空を鮮やかに染めた。
今年の大型雪像は「十和田湖伝説」がテーマ。南祖坊と竜の八之太郎が迫力いっぱいの表情で向かい合っている。両者の間には、十和田八幡平国立公園十和田八甲田地域の指定80周年を記念し「80」の数字がデザインされた。
オープニングセレモニーで、小山田久市長らが雪像に点灯。午後8時、花火の打ち上げが始まると、色とりどりの200発が次々夜空を照らし、来場者が見入っていた。
会場には、青森県と秋田県の郷土料理などを味わえる「ゆきあかり横丁」や、雪のテーブルで飲み物を楽しめる「かまくらBar」などのブースが設けられた。実行委員会の橋野修一委員長は「寒い日が続いたため雪像がきれいに仕上がった。節目の年に多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
冬物語は28日まで。会期中は毎日午後8時から花火を打ち上げるほか、約16万個の発光ダイオード(LED)を使ったイルミネーションが会場を彩る。
今年の大型雪像は「十和田湖伝説」がテーマ。南祖坊と竜の八之太郎が迫力いっぱいの表情で向かい合っている。両者の間には、十和田八幡平国立公園十和田八甲田地域の指定80周年を記念し「80」の数字がデザインされた。
オープニングセレモニーで、小山田久市長らが雪像に点灯。午後8時、花火の打ち上げが始まると、色とりどりの200発が次々夜空を照らし、来場者が見入っていた。
会場には、青森県と秋田県の郷土料理などを味わえる「ゆきあかり横丁」や、雪のテーブルで飲み物を楽しめる「かまくらBar」などのブースが設けられた。実行委員会の橋野修一委員長は「寒い日が続いたため雪像がきれいに仕上がった。節目の年に多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
冬物語は28日まで。会期中は毎日午後8時から花火を打ち上げるほか、約16万個の発光ダイオード(LED)を使ったイルミネーションが会場を彩る。
「乙女の像」のライトアップもなされ、地元の十和田湖小学校さん、十和田西高校さんの児童生徒の皆さんが作ったスノーランプが彩りを添えています。
今月28日まで。ぜひ足をお運びください。
【折々の歌と句・光太郎】
何となく神したはしきこの夕野火のささめき吾聞えたり
明治34年(1901) 光太郎19歳
ライトアップならぬ野火。この場合は焚き火ですが、炎に幻想的なものを感じています。