愛知でのイベント情報です。開催はまだ先ですが、申し込み期限が近いのでご紹介します。
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター名古屋シンポジウム「ほんとの空が戻る日まで―震災・原発事故から5年を迎える福島を考える―」
東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故から5年を迎えようとしています。
福島では、コミュニティーの崩壊、震災関連死、中間貯蔵施設、廃炉、子ども達の孤立化、住民の帰町・帰村、食の安心安全、風評などの課題が未だ解決されていません。しかしながら、すでに、「福島」が風化しているとの声も聞かれます。地震・津波・原発事故という人類が初めて直面する複合震災からの復興に挑む福島が抱える課題は、これからの日本が21世紀を切り拓き持続可能な社会を創造する上でも重要な課題です。これを時間の経過の中に埋没させ「風化」させることは、人類の未来を拓こうとする一つの扉を見失うことにも等しく、こうした「風化」を看過することはできません。今回のシンポジウムにおいては、今の福島を中京圏の方々に正しく伝えることにより、福島の経験を「復興知・支援知」として活かし、これからの地方創生に繋げていくことを目的に開催いたします。
日 時 : 平成28年3月5日(土)13:00~17:30
会 場 : 愛知大学 車道キャンパスコンベンションホール 名古屋市東区筒井二丁目10-31
参加募集人数 : 200名
会 場 : 愛知大学 車道キャンパスコンベンションホール 名古屋市東区筒井二丁目10-31
参加募集人数 : 200名
参加費無料 事前申し込みが必要です。2月19日(金)までにお申し込みください。
【プログラム】
Ⅰ部 鼎談 「悲しみを乗り越え前に進む子ども達、進めずにいる子ども達」
登壇者
堀下さゆり氏 シンガーソングライター
中田スウラ 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長
本多環 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任教授
登壇者
堀下さゆり氏 シンガーソングライター
中田スウラ 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長
本多環 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任教授
Ⅱ部 福島の現状報告 「―震災・原発事故から5年を迎える福島を考える―」
福島の現状と課題 中田スウラ センター長
~復興を拓く(学び合うコミュニティ)の形成に向けて~
産業・街づくり支援担当報告 初澤敏生 地域復興支援部門長
原子力災害被災地の復興の課題~避難者・まちづくり・産業~
食・農復興支援担当報告 小松知未 特任准教授
放射能汚染からの食と農の再生を~5年間の挑戦と到達点~
放射能汚染対策担当報告 河津賢澄 特任教授
福島県における放射線(能)の現状
福島の現状と課題 中田スウラ センター長
~復興を拓く(学び合うコミュニティ)の形成に向けて~
産業・街づくり支援担当報告 初澤敏生 地域復興支援部門長
原子力災害被災地の復興の課題~避難者・まちづくり・産業~
食・農復興支援担当報告 小松知未 特任准教授
放射能汚染からの食と農の再生を~5年間の挑戦と到達点~
放射能汚染対策担当報告 河津賢澄 特任教授
福島県における放射線(能)の現状
Ⅲ 部 パネルディスカッション
モデレーター 山川充夫氏 帝京大学経済学部教授(福島大学名誉教授)
パネリスト 松本幸英氏 楢葉町長
林由美子氏 タカラ印刷株式会社 取締役会長
土屋葉氏 愛知大学 文学部教授
天野和彦 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター客員准教授
モデレーター 山川充夫氏 帝京大学経済学部教授(福島大学名誉教授)
パネリスト 松本幸英氏 楢葉町長
林由美子氏 タカラ印刷株式会社 取締役会長
土屋葉氏 愛知大学 文学部教授
天野和彦 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター客員准教授
○ 参加対象者 一般市民 大学関係者 学生 行政職員 福島県から避難している方 他
○ 主催 国立大学法人福島大学 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
共催 愛知大学 愛知大学中部地方産業研究所
後援(予定) 文部科学省 復興庁 福島県 双葉地方町村会 公益社団法人経済同友会 他
共催 愛知大学 愛知大学中部地方産業研究所
後援(予定) 文部科学省 復興庁 福島県 双葉地方町村会 公益社団法人経済同友会 他
福島の現状、そして「ほんとの空」を取り戻すための数々の活動について知る良い機会だと思います。お近くの方、ぜひどうぞ。
【折々の歌と句・光太郎】
わたくしの悲みなれど極まればこれ万人の悲みと泣く
大正8年(1919) 光太郎37歳
もうすぐ東日本大震災から5年。今年1月の警察庁による発表では、直接震災により亡くなった方は15,894人、行方不明の方は 2,563人。さらに、復興庁によれば、負傷の悪化等により亡くなられた「震災関連死」と認定された方が、昨年9月現在で3,407人ということでした。
それぞれのご遺族、関係者に、それぞれの悲しみがあり、それが万人のものとして共有されるような優しい社会であってほしいものです。