光太郎智恵子の世界は、様々な分野で活躍されている表現者の皆さんの表現意欲をそそるようです。ネットで見つけた近々行われる『智恵子抄』を題材とした公演の情報を2件。
言葉と音の交差点
期 日 : 2016年1月22日(金)
時 間 : 開場 19:00 開演 19:30
会 場 : ライブハウス アピア40 東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1 03-3715-4010
料 金 : 前売2200円+1drink / 当日2500円+1drink
出 演 :
伊藤美友(演劇)
飯塚直(いいづかなお/各種リコーダー&古楽のパーカッション)
仁木恭子Niki Yasuko Aizawa(朗読)
航KOH(ピアノ)
~演劇・音・朗読・歌が出会い、歩み、弾け、放たれる。
永遠 時の流れ 私たちの交差する瞬間を!ご来場を心よりお待ちしております。~
1stステージは『永遠』をテーマに演劇と音楽そして歌、2ndステージは『智恵子抄』の朗読と音楽のコラボをお送り致します。

続いて九州大分から。ただし、既に満席だそうです。しかし、キャンセル等もあるかもしれませんし、とりあえずご紹介しておきます。
風の音書店 with 足立弓子「智恵子抄」
期 日 : 2016年2月6日(土)
時 間 : 開演 19:30
会 場 : アートプラザ市民ギャラリーA 大分市荷揚町3-31
料 金 : 無料
出 演 :
風の音書店 (語り部カズミ・ライア弾きKodama・歌うたいShin)
足立弓子 (魂のダンサー)
魂のダンサー 足立弓子 & 風の音書店 幻のコラボが4年ぶりに復活します。
題材は高村光太郎「智恵子抄」。
音楽はイギリス・ルネサンスのリュート奏者&作曲家ジョン・ダウランド(Joho Dowland 1563?-1626 )のリュート歌曲。
題材は高村光太郎「智恵子抄」。
音楽はイギリス・ルネサンスのリュート奏者&作曲家ジョン・ダウランド(Joho Dowland 1563?-1626 )のリュート歌曲。
今回のライブは、カラフル・モノクローム~豊田照郊追悼水墨画作品展 (2月1日~7日)への、友情出演として開催されます。 豊田照郊氏の水墨画は水墨画の固定概念を覆すモダンさ。そのカラフルモノクロームな空間に此の花さくやAkemiの大胆な花あそび。
ステージは完璧です。そしてライアと歌と語りをバックに弓子の即興の舞。どんな世界が展開されるのか、 幕を開けてみるまで分かりません(笑)。
ステージは完璧です。そしてライアと歌と語りをバックに弓子の即興の舞。どんな世界が展開されるのか、 幕を開けてみるまで分かりません(笑)。

こうした取り組みがもっともっと広がって欲しいものです。
【折々の歌と句・光太郎】
乗るとすぐひゐきのゝ字を書いて落ち 明治38年(1905) 光太郎23歳
昨日ご紹介した「横町の狗まで地図にかいてなし」と同じく、小説家・山岸荷葉にあてて書かれた絵葉書にしたたtめられました。やはり自転車での転倒に題を採った川柳です。「ひゐき」は「力を込めて」の意。
前年から光太郎は神田の高折周一音楽講習所でのヴァイオリンのレッスンに通い始めたとのこと。束脩(入門料)は1円、月謝は1円50銭。自転車の荷台にバイオリンをくくりつけて通ったそうです。
