智恵子の故郷・二本松市の広報紙『広報にほんまつ』。今月号には、光太郎智恵子がらみの記事が満載です。
まずは3ページめ、菊人形や提灯祭りの記事にまじって、見頃を迎えた安達太良山の紅葉の記事で、光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)に使われたフレーズ「ほんとの空」。
二本松の秋 安達太良山の紅葉 ほんとの空がある
何だか昭和感あふれる写真ですが(笑)。
同じ3ページめには、智恵子の部屋を含む、智恵子生家の2階部分の特別公開の記事も。
二本松の秋 智恵子の生家2階限定公開
続いて7ページめ。思わず笑ってしまいましたが、「ほんとの空体操」というのが生まれたそうです。
~二本松市合併10周年記念事業~ 「ほんとの空体操」で介護予防
それから11ページめに飛び、新野洋市長の活動報告のコーナー。
8月29日 BSフジ「わがまま!気まま!旅気分」取材
さらに、27ページめに行きますと、後ほど稿を改めて詳しくご紹介しますが、「智恵子のまち夢くらぶ」さん主催の「智恵子講座’15」のお知らせも載っています。
「智恵子講座2015」受講者募集
当方も講師を仰せつかっています。
というわけで、『広報にほんまつ』さん、今月号はたくさんネタを提供して下さいました。ありがたいかぎりです。また、地元の皆さんの、郷土の先人としての智恵子をもっともっと顕彰する機運になってもらえれば、と思います。
当方、その二本松に、今日から1泊2日で行って参ります。今日は午後からモンデンモモさんのコンサート、明日は智恵子命日の集い、第21回レモン忌にお邪魔します。
【今日は何の日・光太郎 拾遺】 10月3日
昭和26年(1951)の今日、花巻町の大津屋呉服店で浴衣の仕立てを頼みました。
大津屋は、花巻上町の中心だったそうで、店主・橋本家は、宮澤家、さらに日本女子大学校で智恵子の二学年下にいて、テニス仲間だった野村胡堂の妻・ハナの家系とも遠い親戚だそうです。