岐阜県からの情報です。
梅弦ワンマンコンサート
日 時 : 2015年9月5日(土曜日) 午後7時(開場:午後6時30分)
場 所 : 岐阜県関市中池公園内 旧徳山村民家 関市塔ノ洞3855-1
出 演 :
梅弦(語り人あきが日本の詩や物語を独特のリズムで読み語り、弦術師aokiが即興でギターを演奏する変則的なスタイルのユニット)
料 金 : 無料
問い合わせ : 関市教育委員会文化課 0575-24-6455
旧徳山村民家にて「読み語りとギターの演奏」を開催します!
梅弦(うめげん)による、ワンマンコンサートです。
本を読むことを忘れ、音を楽しむことを忘れた大人のための読み語りを行います。
しっとりとした秋の夜、古民家でのゆったりとしたひとときをお楽しみください。
読み語りとギターの演奏です。
当日は、智恵子抄などを読み語りします。お楽しみに。
梅弦さんに関しては、昨年のこのブログにてご紹介した『岐阜新聞』さんの記事にお名前がありました。
東北と岐阜つながれ 岐阜市でイベント、黙とうも
2014年03月10日 岐阜新聞
東日本大震災をきっかけに、人とのつながり、支え合いを大切にしようと企画されたイベント「みんな友達!tunagari fes.2014」が9日、岐阜市金町の金公園で開かれ、大勢の人たちが触れ合いを楽しんだ。
実行委員会(はやしちさこ代表)が開催し、5回目。手作りのお菓子や手芸品などの約120ブースが並び、家族連れらが出店者との会話を楽しみながら買い求めた。
ステージイベントもあり、8グループが出演。関市のユニット「梅弦」は、震災で津波に流された松で作ったギターの演奏に合わせ、詩集「智恵子抄」を朗読した。
地震発生時刻の2時46分には、来場者が黙とうをささげた。
今度も『智恵子抄』の朗読をなさるとのことで、ありがたいかぎりです。
こうした活動をなさっている皆さん、こちらまでお知らせいただければ、このブログにてご紹介いたします。もっとも、それほど読者も多くなく、あまり宣伝にはならないかもしれませんが(笑)。
平成元年(1989)の今日、元青森県副知事・横山武夫が歿しました。
横山は、昭和28年(1953)に除幕された「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」の計画段階からプロジェクトに関わり、青森県と光太郎とのパイプ役を務めました。
右の画像は、除幕式当日の光太郎と横山です。
また、歌人としても数冊の歌集を上梓し、県文化振興会議会長、県歌人懇話会会長、東奥日報社主催県短歌大会選者等を歴任、足跡を残しました。
下記七首は、除幕式当日の『東奥日報』に載った横山の短歌です。像が「乙女の像」という通称で呼ばれるようになる一因を作ったといえる作品群です。
三人(みたり)ありき人知らざりし湖の水の真澄を愛してやまず
みちのくの土の命をもりあげて乙女の像のたもつ量感
メトロポール山にありとぞカルデラ湖の水のほとりにたてる乙女子
限りなき生の凝視かま裸の乙女子があひ向かひたつ
湖の水よなに呼ぶ指触れてたつ乙女子のもてる幸福(さひはひ)
みちみてる乙女の裸像目の前にわれは厳かの極みとぞなす
ここに遠き過去と未来をひとつにす水に匂ひて乙女たちつつ
また、昭和44年(1969)に刊行された横山の随想集『わが心の人々』には、光太郎に関する長い回想が含まれ、乙女の像の制作過程を知る上で貴重な記録となっています。