「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」の立つ十和田市の広報誌、『広報とわだ』の今月号をネットで拝見していたところ、以下の記事を見つけました。

「詳しくは市ホームページを……」というので、十和田市さんのサイトで検索してみたところ、詳細な開催情報が出ていました。
元気な十和田市づくり市民活動支援事業 成果発表会を開催します
市の元気につながる市民の自主的な取り組みを支援する「元気な十和田市づくり市民活動支援事業」では、平成26年度対象団体の取り組みの成果報告や活動紹介、市民の皆さまが参加できるワークショップを開催します。これから活動を始めたいと思っている方など、興味のある方はぜひご来場ください。
◆日 時 平成27年8月9日(日) 午前10時~正午
◆場 所 市民交流プラザ 「トワーレ」 (駐車場無料)
◆内 容
1. 成果発表
・青い森の小さな調査団
・とわだYosakoi夢まつり実行委員会
・白上湧水会
・セーフコミュニティとわだをすすめる会
・十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会
・とわだ市民活動ネットワーク
2. 活動パネル展示(全35団体)
3. ワークショップ
【多肉植物の寄せ植え講座(十和田ガーデン花街道)】
10:00~12:00(10時コース、11時コース) 参加費 500円 先着30名(要予約)申し込み まちづくり支援課 ☎51-6725
【ミニウマジン制作(十和田のまちなかをアートで盛り上げる会)】
10:00~12:00 参加費300円 申し込み不要
【多肉植物の寄せ植え講座(十和田ガーデン花街道)】
10:00~12:00(10時コース、11時コース) 参加費 500円 先着30名(要予約)申し込み まちづくり支援課 ☎51-6725
【ミニウマジン制作(十和田のまちなかをアートで盛り上げる会)】
10:00~12:00 参加費300円 申し込み不要


展示の一環として、十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会さんが刊行した『十和田湖乙女の像のものがたり』に掲載された写真のパネル展示があります。
先日の花巻市太田地区の皆さんと、十和田湖関係者の方々の交流会にもお持ちいただいて、参加者の皆さんにご覧頂きましたが、同書で初めて公開された珍しいものも含め、乙女の像建立前後の貴重な写真が数多く含まれています。
中野のアトリエでの様子、鋳造を担当した伊藤忠雄の工房で、木組みで台座と同じ大きさの台を作り、台座と像とのバランスを見ているカット、十和田湖畔での設置工事中のものなど。
あいにく当方は同日に宮城女川の女川光太郎祭に参加しているため、十和田には行けませんが、お近くの方など、ぜひ足をお運びください。また、『十和田湖乙女の像のものがたり』もぜひご購入いただきたいと存じます。
【今日は何の日・光太郎 拾遺】 8月6日
昭和27年(1952)の今日、詩人の真壁仁に葉書を書きました。
十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)制作のため、この年の秋に帰京することに関しての記述があります。
今度は純粋に仕事の為ばかりなので東京都心へはなるべく行かず、人にも出来るだけ会はぬ気でゐます。東京的文化面に触れるのもいやな気がします。早く帰つて来たいです。

画像はほぼ1年後、昭和28年(1953)の中野アトリエです。中央に小型試作、左に中型試作、右に乙女の像本体と、三種類が同時に写っています。
この写真も上記「元気な十和田市づくり市民活動支援事業 成果発表会」のパネル展示に並びます。