昨日のこのブログで、大阪・御堂筋の光太郎彫刻、「十和田湖畔の裸婦群像(通称・「乙女の像」)」の中型試作について書きました。

その流れで、本家「乙女の像」に関し、ご紹介します。

まず、昨日発行の十和田市広報誌、『広報とわだ』。「特集 『十和田湖再発見』」という記事が掲載されました。「乙女の像」も大きく取り上げられています。

イメージ 1

ネット上でPDFファイルとして公開されていますので、ぜひご覧下さい。「乙女の像」以外についても2ページ費やされています。

下の方には、昨秋オープンした観光交流センター「ぷらっと」について、さらに「第50回十和田湖湖水まつり」の告知も載っています。

湖水まつり、詳細情報を紹介しましょう。 

第50回十和田湖湖水まつり

十和田湖に夏の観光シーズン幕開けを告げるお祭です。
花火大会では遊覧船が運航し、日中はよさこい演舞やフリーマーケット等のイベントが湖畔で行われます。
ご家族、ご友人、カップルで十和田湖湖水まつりをお楽しみ下さい! 

期日 : 平成27年7月18日(土)・19日(日)
会場 : 十和田湖畔休屋
 青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋

イメージ 2

2日間ともに、「乙女の像」のライトアップがなされます。他にも花火、フリーマーケットなど、いろいろな企画が用意されています。

イメージ 3

イメージ 4

昨年、「第49回十和田湖湖水まつり」にお邪魔しました。「乙女の像」をバックに夜空に浮かぶ大輪の花火は幻想的でした。下記はご案内下さった十和田市役所の山本氏の作品。

イメージ 5

当方、今年はその10日後に、昭和20年(1945)から光太郎が7年間を暮らした、花巻郊外太田村(現・花巻市太田)の地区振興会の皆さん約40名が十和田湖をご訪問されるのに同行、というか現地で合流しますので、湖水まつりは欠礼します。

皆さんはぜひ足をお運び下さい。


【今日は何の日・光太郎 拾遺】 7月2日

昭和23年(1948)の今日、花巻郊外太田村の山口小学校で、給食の脱脂粉乳を飲みました。

当日の日記から。

ひる頃学校にて児童給食の粉ミルクをとかした牛乳の御馳走になる。脱脂粉乳の由なるが、味よろし。

現在製造されているものは品質も向上、味や匂い等何ら問題はないそうですが、この時代のそれは、不味いものの代名詞とまで言われていたものだったそうです。しかし、光太郎は「味よろし」とのコメント。

アメリカの支援により、日本の学校給食に供されるようになり、地方によっては1970年代前半まで出されていたそうですが、当方がその頃入学した東京の小学校では既に瓶の牛乳でしたので、飲んだことがありません。