京都から企画展情報です。
会 場 清水三年坂美術館 京都市東山区清水寺門前産寧坂北入清水三丁目337-1
会 期 2015年2月21日(土)~2015年5月17日(日)月・火曜日休館(祝日は開館)
料 金 一般800円、大・高・中学生500円
明治の彫刻が日本の美術館で展示されることは滅多にない。展示されるとしても せいぜい木彫や牙彫で、他の素材を使った作品は展示されない。明治の彫刻には、 木彫、牙彫以外に漆彫刻や貝殻、べっ甲、珊瑚などを彫刻して木や象牙に象嵌する彫嵌(ちょうがん)作品もある。
今回の展示では高村光雲や石川光明、安藤緑山らの牙彫・木彫 作品に加え、堆朱陽成や逸見東洋の堆漆作品、旭玉山、田中一秋らの彫嵌作品など、明治の多様な彫刻美術の全貌をご高覧いただきたい。
清水三年坂美術館さんは、幕末、明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館として平成13年(2001)に、京都清水寺近くに開館しました。平成23年(2011)には企画展「高村光雲と石川光明」を開催して下さっています。
光雲の木彫がある程度まとめて見られる機会はそう多くありません。当方も桜の時期にでも暇を見つけて行ってこようかなと思っています。
【今日は何の日・光太郎 拾遺】 2月13日
昭和23年(1948)の今日、電車を乗り間違いました。
花巻郊外太田村の山小屋で暮らしていた時期のエピソードです。花巻の町に出、その帰途、花巻電鉄の西花巻駅から下り線に乗るはずが、間違って上り線に乗ってしまい、一時間半ほど無駄にしてしまいました。
以前にもご紹介しましたが、こちらは当方手持ちの古絵葉書です。
こちらは現在の花巻駅近くの 西公園で、静態保存されている車両「デハ3」。
「馬面電車」と呼ばれる非常に細長い独特の形状です。