先週の『福島民友』さんと『福島民報』さんの記事です。 昨年12月のこのブログでご紹介した、ほんとの空を守るPR隊 「二本松少年隊」に関して。 

「二本松少年隊」結成 3月のDCイベントでデビュー

 今春の大型観光企画「ふくしまデスティネーシ004ョンキャンペーン(DC)」に向け、二本松市の官民26団体でつくる「ふくしまDC二本松市推進委員会(通称・二本松おもてなし隊)」は10日、同市PR隊「二本松少年隊」を結成し、第1期隊士メンバー11人を発表した。
 同隊は二本松の「ほんとの空」を守り、二本松の素晴らしさを全国に伝えるのが役目。昨年11月から隊士(メンバー)を募っていた。
 メンバーは3月29日に同市の市民交流センターで開かれるDCスタートイベントでデビューする。今後、土、日曜日、祝日の活動を中心に殺陣やダンスなどのパフォーマンスを繰り広げ、4~6月のDC期間終了後も、年間を通じ各種観光イベントに参加していく。
 第1期隊士メンバーは、同市内外から集まった平均年齢21.2歳の16~31歳の高校生や大学生、会社員などの男性3人、女性8人。今後、2班に分かれての活動を基本に、それぞれ実際の二本松少年隊士にちなんだ名前を付ける。隊士に不足が生じた場合は第2期隊士の募集も検討する。
 同委員会会長の新野洋市長と二本松観光協会の安斎文彦会長は10日、同市役所で記者会見し、「新市合併10周年とDC本番に向け、少年隊士を顕彰しつつ、二本松の魅力を全国に発信していきたい」と語った。メンバーは「二本松の歴史を学びつつ、大好きな二本松を全国にPRしたい」と決意を新たにした。
(2015年1月11日 福島民友トピックス)
 

現代版「二本松少年隊」結成 古里PR いざ出陣!

 ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に向け、二本松市推進委員会(二本松おもてなし隊)は市をPRする現代版「二本松少年隊」を結成した。10日、推進委員会長の新野洋市長が記者会見し、メンバーを発表した。
 「二本松少年隊」は二本松、郡山両市と大玉村の16歳から31歳までの男女11人。声優を目指す学生や演劇部に所属する高校生、国際協力機構(JICA)二本松青年海外協力隊訓練所の職員らで構成している。
 新野市長は「戊辰戦争で郷土を守るため若くして散った『二本松少年隊』の志を酌み、しっかりと市をPRするためのパフォーマンス集団にする。DCを盛り上げたい」と抱負を述べた。安斎文彦二本松観光協会長も同席し、メンバーを激励した。
 メンバーは今後、毎週土曜日を中心に、戊辰戦争や二本松少年隊などについての座学や殺陣の練習に取り組む。市内の劇団HEROS ACTION CLUB代表の広瀬和重さん(50)が殺陣などアクションを指導し、3月29日に同市市民交流センターでお披露目会を開く。DC期間後も年間を通じて活動し「二本松の菊人形」などのイベントにも参加する。メンバーは次の通り。
 中嶋哲也(二本松、JICA二本松)渡辺晴香(大玉、NOKエラストマー)栗城千鶴(郡山、郡山萌世高一年)鹿野ひとみ(二本松、MTS&プランニング)斎藤倫明(二本松、福島大四年)斎藤葵(二本松、安達高二年)鹿野康平(二本松、福島西高二年)菅野純麗(二本松、ケイセンビジネス公務員カレッジ)渡辺芽斐(二本松、二本松市臨時職員)斎藤美祐紀(二本松、障害者福祉施設・すばる)菅野愛華(二本松、安達高二年)
(福島民報 2015/01/11 08:22 )
 
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皆さん、凛々しいですね。今後の活躍に期待します。
 
ところで、記事中に出てくる「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」とは何ぞや? 
 
そもそもはJRさんの旅客6社(北海道・東日本・東北・西日本・四国・九州)と、指定された自治体等がタイアップして行う観光キャンペーンです。
 
今年度は新潟県、山形県、和歌山県、京都市が指定され、それぞれにいろいろなイベント等が行われました。来年度は、福島県、大分県、そして富山・石川・福井が3県合同で指定されています。
 
福島では「福が満開、福のしま。」をキャッチフレーズに、4月1日〜6月30日という日程で行われます。詳細はまたのちほどご紹介します。
 
 
【今日は何の日・光太郎 拾遺】 1月20日

昭和18年(1943)の今日、青磁社から『続仏蘭西詩集』が刊行されました。 
 
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 左は函、右は扉の画像です。
 
光太郎翻訳のヴェルハーレン「午後の時」の14~24が掲載されています。1~13は、というと、これに先立つ昭和16年(1941)に同じ青磁社から刊行された『仏蘭西詩集』に掲載されています。
 
元々は『明星(第二期)』、『向日葵』、『至上律』などの雑誌に断続的に発表されたものです。