コンサート情報です。 

日本の音楽展(XXXVII)

   2015年 1/22(木)・23(金)・24(土)・25(日)
  
 草月ホール(東京都港区 東京メトロ「青山一丁目」駅下車徒歩5分)
   各日とも3,800円(全席自由)
 
第一夜 1月22日(木)18:30開演
 ソプラノ 山田優里 フルート 赤羽彩 ユーフォニアム 鈴木章子・田中玲子
 マリンバ 神尾弥
 ピアノ 田中愛美・野入葉子
 竹鼓舌(竹笛 金子健治・松浦孝成・味澤明子 竹弦 畑内浩  竹鼓 小田もゆる
      竹太鼓 山下由紀子 竹琴 村田朋子 歌 小室祥子)
  鈴木憲夫:フルートソロのための「笛吹き女」
  増本伎共子:フルートソロのための「乱声」
  田中利光:ゲシュタルト マリンバのための
  保科洋:ユーフォニアムとピアノのためのファンタジー
  千秋次郎:海に開く窓 2本のユーフォニウムとピアノのための
  金子健治:竹楽器の為の“ものものがたり” /金子みすず童謡集〜風船/大漁/木
  尾高尚忠:ピアノのためのソナチネ Op.13
  山田耕筰:この道/からたちの花/鐘が鳴ります/中国地方の子守唄/曼珠沙華
 
第二夜 1月23日(金)18:30開演
 ソプラノ 吉元恵子 メゾソプラノ 金光和恵 フルート 神村淳子 サクソフォン 河西麻希
 ユーフォニアム 田中玲子 ヴィオラ 村井由紀 チェロ 村井将 
 ピアノ 喜多輝美・佐甲圭子・船橋登美子・岸本伸子・田丸和弥・若山千恵子
  石原忠興:ピアノのための小組曲
  鶴原勇夫:ユーフォニアムとピアノの為のソナチネ第一番
  船橋登美子:じゅじゅちゃんの優雅なワルツ
  作曲者不詳=船橋登美子編曲:猫ふんじゃった…他
  清瀬保二:第二ピアノ曲集
  猪本隆:ゆうれい屋敷
  信長貴富:エレジアコ・エレキテル 〜フルート・ヴィオラ・チェロのために〜
  湯山昭:愛に会う街/六月の花嫁/ねんねの駅/プレゼント マイラブ
 
第三夜 1月24日(土)18:30開演
 ソプラノ 齊藤恵 フルート 小池美和・吉岡仁美 クラリネット 中里茎子
 ヴァイオリン 児玉あい子・三原愛里 ギター 平井貴 尺八 野村幹人 十七絃 瓶子真弓
   箏 池杉恵理奈・内藤美和・マクイーン時田深山 
 ピアノ 石毛加代子・上野彩子・斎藤敦子・Nao
  Nao:SAKURAwaltz(初演)/Winter Sea~心から~(初演)
  寺内園生:ピアノのための組曲「斑鳩」
  西村朗:独奏クラリネットのための《ウトパラ(睡蓮)》
  古賀政男(児玉あい子編曲):無法松の一生/男の純情/娘船頭さん/人生劇場
  別宮貞雄:歌曲集「智恵子抄」より 人 に/僕等/あどけない話/レモン哀歌
  金光威和雄:三面の箏・十七絃・尺八による《容》 
  三木稔:フルートとピアノのための秋の曲
 
楽日 1月25日(日)14:30開演
 うた 山口昭二 語り 本田久子 フルート 野口龍・柳田美紀 ヴァイオリン 濱田協子
 ギター 樋浦靖晃 ピアノ 長野仁子・林翔子・水野真紀・畑めぐみ
  平尾貴四男:フリュートとピアノの為の小奏鳴曲
  徳山美奈子:ムジカ・ナラ 〜ピアノのために〜
  三善晃:アン・ヴェール
  久世禄太原作(構成本田久子):12歳の文学・第六集より「この地図を消去せよ」 
  玉木宏樹:ピアノのための練習用組曲「山ノ手線」
  山口昭二:中也鬱鬱
  横尾幸弘:さくらの主題による変奏曲
  武満徹:ギターのためのエキノクス
  武満徹(清水悠編曲):映画「他人の顔」 〜ワルツ
  武満徹:独奏フルート奏者のための 《声》渋谷澤兆:PIANO ALBUM II より (初演)
  佐藤敏直:三奏者のための音楽
  番外:パフォーマンス 山口昭二・竹鼓舌・ブレスブレス
 
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第三夜・1月24日(土)に、別宮貞雄氏作曲の歌曲集「智恵子抄」から抜粋で演奏されます。
 
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この歌曲集は、昭和58年(0001983)初演。「人に」、「深夜の雪」、「僕等」、「晩餐」、「あどけない話」、「人生遠視」、「千鳥と遊ぶ智恵子」、「山麓の二人」、「レモン哀歌」の全9曲です。今回の演奏会ではこのうちの4曲が演奏されます。

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音楽之友社さんから楽譜が刊行されていましたが、絶版になっているようです。
 
CDがカメラータトウキョウさんからリリースされていて、こちらはまだ新盤で手に入ります。演奏は永田峰雄(テノール)、アントニー・シピリ(ピアノ)。平成14年(2002)の録音です。 

 
 【今日は何の日・光太郎 拾遺】 1月17日

昭和58年(1983)の今日、岩波書店から岩波文庫(青)の一冊として『戊辰物語』が刊行されました。001
 
表題作の「戊辰物語」は、もともと昭和3年(1928)の『東京日日新聞』に連載された各界古老の懐古談です。この年は戊辰戦争のあった明治元年(1868)から数えて60年、次の「戊辰」だったというわけでした。
 
それに先立つ大正15年(1926)に連載された「五十年前」、
さらに「戊辰物語」「五十年前」を併せて単行本化したさいに増補された「維新前後」を収めています。
 
「戊辰物語」「五十年前」には光雲の懐古談も多く収録されています。いずれ当方が刊行している冊子『光太郎資料』にてご紹介いたします。
 
他の語り手は、金子堅太郎、三代目柳家小さん、新選組局長近藤勇の娘・たまの夫である近藤勇五郎などです。