昨日、文京区大塚の「第59回高村光太郎研究会」をご紹介しましたが、同じ日に別の学会が開催されす。
第8回 明星研究会 シンポジウム 巴里との邂逅、そののち~晶子・寛・荷風・光太郎
明治から昭和初期に至る近代と呼ばれた時代、日本はフランスから詩・小説、絵画・彫刻を中心に多くの刺戟を受けてきました。首都パリにはフランスに憧れる芸術家・文学者が集まり、ひとつのコミュニティを作ってもいます。
今回は、明治年間にパリを訪れたこうした人々のうち、小説「ふらんす物語」で知られる永井荷風、ロダンに私淑した高村光太郎、そして与謝野寛・晶子夫妻に焦点を当ててみます。20世紀初頭のパリが彼らの価値観をどう揺さぶり、何を発見させ、ときに挫折感を味わわせたか。そして帰国後の彼らはそれぞれの体験を消化しつつ、どういった進展を見せて行くか。
パリとの邂逅は、日本人にとって今なお魅了される新鮮なテーマです。多くの皆さまのご参加を期待しております。
今回は、明治年間にパリを訪れたこうした人々のうち、小説「ふらんす物語」で知られる永井荷風、ロダンに私淑した高村光太郎、そして与謝野寛・晶子夫妻に焦点を当ててみます。20世紀初頭のパリが彼らの価値観をどう揺さぶり、何を発見させ、ときに挫折感を味わわせたか。そして帰国後の彼らはそれぞれの体験を消化しつつ、どういった進展を見せて行くか。
パリとの邂逅は、日本人にとって今なお魅了される新鮮なテーマです。多くの皆さまのご参加を期待しております。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
●日時● 2014年11月22(土)14時00分~16時30分 (13時30分開場)
●場所● 日比谷コンベンションホール(注・前年までと会場が変わりました)
(千代田区日比谷公園1番4号【旧・都立日比谷図書館】)
●会費● 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)
●定員●200人
●内容●
Ⅰ 14:00 開会挨拶 西川恵(毎日新聞社客員編集委員)
Ⅱ 14:05 ~14:50
第1部 対談「寛と晶子の歩いたパリ」
永岡健右(日本大学講師) 米川千嘉子(歌人)
Ⅲ 14:50 ~15:05 休憩
Ⅳ 15:05 ~16:25
第2部 鼎談「パリの果実は甘かったか?~晶子・荷風・光太郎」
今橋映子(東京大学教授) 内藤明(歌人・早稲田大学教授)
松平盟子(歌人)
Ⅴ 16:25 閉会挨拶 平出 洸(平出修研究会主宰)
総合司会:古川玲子
●場所● 日比谷コンベンションホール(注・前年までと会場が変わりました)
(千代田区日比谷公園1番4号【旧・都立日比谷図書館】)
●会費● 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)
●定員●200人
●内容●
Ⅰ 14:00 開会挨拶 西川恵(毎日新聞社客員編集委員)
Ⅱ 14:05 ~14:50
第1部 対談「寛と晶子の歩いたパリ」
永岡健右(日本大学講師) 米川千嘉子(歌人)
Ⅲ 14:50 ~15:05 休憩
Ⅳ 15:05 ~16:25
第2部 鼎談「パリの果実は甘かったか?~晶子・荷風・光太郎」
今橋映子(東京大学教授) 内藤明(歌人・早稲田大学教授)
松平盟子(歌人)
Ⅴ 16:25 閉会挨拶 平出 洸(平出修研究会主宰)
総合司会:古川玲子
●申し込み●「明星研究会」事務局あて。
ネット上での受付は11月21日(金)まで(先着順)。
宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net です。
申し込みの送信をされる際には、
(イ)上記アドレスの(at)を半角の @ に変えてください。
(ロ)メールの件名は、「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
(ハ)メールの本文に、お名前と連絡先住所、電話番号をご記入ください。
(二)ご家族同伴の場合はご本人を含めた全体の人数も添えてください。
なお、当日は空席次第で会場でも直接受け付けます。
ネット上での受付は11月21日(金)まで(先着順)。
宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net です。
申し込みの送信をされる際には、
(イ)上記アドレスの(at)を半角の @ に変えてください。
(ロ)メールの件名は、「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
(ハ)メールの本文に、お名前と連絡先住所、電話番号をご記入ください。
(二)ご家族同伴の場合はご本人を含めた全体の人数も添えてください。
なお、当日は空席次第で会場でも直接受け付けます。
●終了後懇親会●4,000円(場所は当日お知らせいたします)
要項にあるお名前のうち、「世話人」の平出洸氏は『明星』に拠った歌人、平出修の令孫。
第2部の鼎談の東京大学教授・今橋映子氏には『異都憧憬 日本人のパリ』(柏書房・平成5年=1993)というご著書があります。この中に、「第2部 憧憬のゆくえ―近代日本人作家のパリ体験」という項があり、第1章が「乖離の様相―高村光太郎」となっています。だいぶ前ですが、読んでみて「ほう」と思つた記憶があります。
体が二つあれば参加したいのですが……。
【今日は何の日・光太郎 補遺】 11月13日
大正元年(1912)の今日、『読売新聞』に連載中の『西洋画所見』の中で、夏目漱石に噛みつきました。