福島からの報道です。
「おっ!PAIぷりーん」商品化 「乳首山」新名物優秀作品
『福島民報』8月9日(土)9時26分配信
福島県二本松市の象徴・安達太良山の愛称「乳首山」にちなんだ食の新名物を決めるコンテストで優秀作品に選ばれた「おっ!PAIぷりーん」が商品化された。市内の道の駅「安達」智恵子の里上下線で販売を始め、8日、同駅下り線でお披露目会が開かれた。
コンテスト作品の商品化は初めて。「おっ!PAIぷりーん」はプリンの上に生クリームとピンク色のチョコレートを乗せ、乳首山を表現した。口当たりは滑らかで、甘さは控えめ。価格は1個267円(税込み)。
お披露目会には作者で市内のお菓子製造業「HAPPY」代表の石川真由美さん、コンテスト主催者の安斎文彦にほんまつ未来創造ネットワーク会長、市観光大使で女優の一色采子さんが訪れた。石川さんは「二本松のお土産として定着してほしい」と語った。コンテストはJRのふくしまデスティネーションキャンペーンに合わせ、二本松の魅力を発信しようと企画。3月に入賞作品を発表した。
商品の問い合わせはHAPPY 電話0243(55)2976へ。
コンテスト作品の商品化は初めて。「おっ!PAIぷりーん」はプリンの上に生クリームとピンク色のチョコレートを乗せ、乳首山を表現した。口当たりは滑らかで、甘さは控えめ。価格は1個267円(税込み)。
お披露目会には作者で市内のお菓子製造業「HAPPY」代表の石川真由美さん、コンテスト主催者の安斎文彦にほんまつ未来創造ネットワーク会長、市観光大使で女優の一色采子さんが訪れた。石川さんは「二本松のお土産として定着してほしい」と語った。コンテストはJRのふくしまデスティネーションキャンペーンに合わせ、二本松の魅力を発信しようと企画。3月に入賞作品を発表した。
商品の問い合わせはHAPPY 電話0243(55)2976へ。
記事にもあるとおり、安達太良山は、山頂の大岩の形状が遠くからだとそう見えるため、「乳首山」という別名があります。
下記は二本松観光協会さん発行のパンフレットから。
左のページ、「阿武隈川」の「川」と「光太郎」署名の中間、たしかにそう見えなくもありませんね。
で、二本松市の旧安達町エリア、国道4号沿いにある道の駅「安達」智恵子の里さんで販売を始めたとのことです。商品の画像は上にありますが、まあ、この程度ならセクハラと騒がれないで済みそうですね。瓶の形がレトロ感も醸し出しています。
お近くをお通りの際は、ぜひお立ち寄り、お買い求めを。
【今日は何の日・光太郎 補遺】 8月14日
大正9年(1920)の今日、『時事新報』にエッセイ「私の事」が掲載されました。
一部、抜粋します。
私のからだの中には確かに手におへない五六頭の猛獣が巣喰つてゐる。此の猛獣のため私はどんなに苦んでゐるか知れない。私をしてどうしても世人に馴れしめず、社会組織の中に安住せしめず、絶えず原野を恋ひ、太洋を慕ひ、高峰にあこがれ、野蛮粗剛孤独不羈に傾かしめるのは此の猛獣共の仕業だ。私は人一倍人なつこく、温い言葉と春のやうな感情とに常に飢ゑてゐるのだが、この猛獣のおかげで然ういふ甘露の味を味ふ事が実にすくない。
この時期の光太郎は、大正デモクラシー、プロレタリア文学・美術の勃興などを背景に、さまざまな形で露呈する社会矛盾への怒りをあらわにし始めていました。さらに大正12年(1923)の関東大震災後にはその傾向が顕著となり、有名な「ぼろぼろな駝鳥」などを含む連作詩「猛獣篇」へとつながっていきます。
この「私の事」は、そうした自己の内部に巣くう「猛獣」について述べた早い段階のものの一つでした。