東京は紀尾井町からコンサートの情報です。 
日  時  2014年8月30日(土) 18時00分開演 (開場 17時30分)
会  場  紀尾井ホール(JR・丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」麹町口徒歩 6 分)
チケット  3,000円(全席自由) ※未就学児童入場不可
問 合 せ   高三(たかさん) tel:03-6807-6088
 
増井哲太郎 × CANTUS ANIMAE
指揮:雨森文也
混声合唱とピアノのための「平行世界、飛行ねこの沈黙」
作詩:宮岡絵美
 
三好真亜沙 × 女声アンサンブルJuri
指揮:藤井宏樹
女声合唱とピアノのための「冬が来た」
作詩:高村光太郎
 
田中達也 × なにわコラリアーズ
指揮:伊東恵司
男声合唱とピアノのための「シーラカンス日和」
作詩:水無田気流
 
名田綾子 × 松原混声合唱団
指揮:清水敬一
混声合唱とピアノのための「いのち」
作詩:工藤直子
 
北川昇 × 出演合唱団による合同演奏
「花は咲く」  ※編曲初演
作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子
 
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新進作曲家四氏の合唱曲新作が披露されるコンサートです。光太郎作詞、三好真亜沙さん作曲の「冬が来た」が女声合唱でプログラムに入っています。
 
光太郎の詩による合唱曲は意外と少ないので、ありがたい限りです。
 
ちなみに今回、他の曲を演奏される松原混声合唱団さんは、合唱団京都エコーさんとのコラボでアルバム「私が歌う理由(わけ)」を平成17年(2005)にリリースされていて、その中に光太郎作詞、清水脩作曲「混声合唱組曲 智恵子抄巻末のうた六首」が入っています。
 
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今回の曲目も、ライブCD、楽譜が発行されるようですので、楽しみです。
 
当方、チケット購入いたしました。皆さんもぜひどうぞ。
 
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 8月1日
 
大正2年(1913)の今日、日本洋画協会から、雑誌『現代の洋画』第17号「後期印象派」が刊行されました。
 
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雑誌なのですが、表紙に「木村荘八 高村光太郎 岸田劉生 共著」のクレジットが入っており、実際、執筆者はこの三人だけです。
 
光太郎は翻訳を三篇寄せています。「ポール・ゴーガン」「画論(アンリ・マティス)」「トウルーズ・ロートレク」です。ただし、それぞれ『スバル』や『早稲田文学』に一度発表したものの再録です。
 
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