うっかり気がつきませんでしたが、青森十和田湖で先週開催された「「みなとオアシス十和田湖認定3周年」記念イベント ワンコインで十和田湖 湖上遊覧一周ツアー」の模様が、地元紙『デーリー東北』さんで報じられていました。

普段と違う魅力満喫 十和田湖遊覧ツアー

『デーリー東北』2014年7月23日(水)
 
 十和田湖国立公園協会主催の「ワンコインで十和田湖湖上遊覧一周ツアー」が21日に開催され、十和田市や八戸市など県南地域を中心にした約240人が、定期航路からは見ることのできない名所の見学や市内の合唱団の歌声に聞き入るなど、十和田湖の魅力を存分に楽しんだ。
 十和田湖畔休屋の国土交通省「みなとオアシス」認定を記念したイベントで、今年で3回目。御倉半島東側の東湖や秋田県側の和井内といった普段、遊覧船では回らないポイントを楽しんでもらおうと企画した。
 県内外から437件の応募があり、当選した100件の約200人が乗船。出港に先立ち、同協会の中村秀行理事長が「クルージングを楽しみ、口コミで十和田湖の魅力を発信してほしい」とあいさつ。特別ゲストで招かれた十和田市の合唱団「コールアゼリア」と「ポピュラーコーラス十和田」が十和田湖や奥入瀬にちなんだ歌を披露した。このうち、「湖畔の乙女」は文豪佐藤春夫作詞で、歌い継ぐ会が昨年まで湖水まつり開会式で披露し、地域に親しまれてきた歌で、乙女の像への感謝の気持ちをささげた。
 参加者は合唱団の澄んだ歌声やガイドの解説に耳を傾けながら、写真を撮るなどしてゆったりとした湖上遊覧を楽しんだ。
 五戸町に住む祖母前田愛子さん(63)と共に参加した六戸小2年林琉衣さん(8つ)は「楽しかった。合唱もきれいだった」と満足げ。前田さんは「訪れたことのあるキャンプ場や名所を船の上から眺めることができて良かった」と話していた。(三浦千尋)
 
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遊覧船のデッキで澄んだ歌声を響かせたコールアゼリアとポピュラーコーラス十和田
 
湖畔の乙女」は、光太郎と親しかった佐藤春夫が詩を寄託し、当時三本木高校の音楽教師だった長谷川芳美さん(故人)が曲をつけて誕生しました。昭和28(1953)年の除幕式で同校の生徒らによって披露され、10年後にレコード化も実現。東京・新宿の歌声喫茶で歌われるなど全国的な愛唱歌となったものです。
 
「乙女の像」という愛称がついたのは、この歌による部分もあるのでは、という説があります。
 
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 7月28日

昭和27年(1952)の今日、花巻郊外太田村の山小屋の畑に殺虫剤DDTを散布しました。