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吉村春香書作品展

会 期 : 2014年7月22日(火)~7月27日(日)

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時 間 : 11時~19時

会 場 : ギャラリーおいし 福岡市中央区天神2-9-212

 

刻字を中心とした書作品。文字が持つ意味や力強さ、造形の面白さを表現することを目標としている、吉村春香氏の作品約10点。

 

(右) 高村光太郎の詩  【激動するもの】

 

 

いわゆる書家の方々が、光太郎の文筆作品を作品にされるケースがけっこうあります。

 

光太郎自身も実作としての書もよくしましたし、「書について」(昭和14年=1939)など、当時としては画期的な書道芸術論も展開しています。

 

当方、稀代の悪筆なもので、しっかりと書のできる方はうらやましいかぎりです。

 

【今日は何の日・光太郎 補遺】 7月25日

 

平成7年(1995)の今日、新潮社から『光太郎と智恵子』が刊行されました。

 
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アート系の叢書、「とんぼの本」の一冊です。

 

北川太一先生による光太郎評伝、光太郎の甥にあたられる写真家・高村規氏のフォトエッセイ「伯父・光太郎の足跡を追って」、作家・津村節子氏のエッセイ「光太郎に捧げられた紙絵」、詩人の故・藤島宇内氏による「
十和田湖畔の裸婦像」から成ります。

 

高村規氏によるパリの写真など、図版が非常に豊富です。