今日から1泊2日で、青森は十和田湖に行って参ります。
 
過日のこのブログでご紹介しました、十和田湖湖水祭りに行きます。さらに、通称「乙女の像」建立60年を経たということで、記念誌などが刊行されることが本決まりになりました。一部、執筆を頼まれておりまして、その打ち合わせも兼ねての十和田行きとなります。
 
それに先だって、十和田市の担当の方と、メールでやりとりしている中で、今週月曜日の地元紙『東奥日報』さんの記事を画像データで送っていただきました。

『看板アート』街彩る 美術家・中崎さん制作 あす公開  中央商店街 市民の思い描いた30枚

 かつては衣料品店が軒を並べ、にぎわいを見せていた十和田市稲生町の「中央商店街」に美術家・中崎透さん(37)の作品「看板屋なかざき」がお目見えした。レトロなアーケード街に、市民らの思いを描いた看板アートが並ぶ。一般公開は15日から9月23日まで。時間は午前10時から午後6時まで。
 
 作品展示は十和田市現代美術館で開催中の特別展「そらいろユートピア展」のプロジェクトの一つ。個人や団体、企業、商店などが中崎さんに対して“広告主”となり、それぞれのキャッチコピーや看板に盛り込んでほしい情報を伝え、作品となった。
 
 並んだ看板は30枚。白地のプラスチックの板に赤や緑、青など原色のシートを切り絵のように貼り付けた。材木などを組み合わせた土台を作り、内側から蛍光灯で看板を照らす。
 
 中崎さんは「こういうのをやりたいイメージはあった。(アーケードの雰囲気が)教会っぽくて、神々しい感じも。でも、わい雑としている。いろいろな見方をしてもらえれば」と話した。
 
 青森公立大学国際芸術センター青森の学芸員、服部浩之さん(35)は、「10年来、中崎さんの作品を見ているが、立体的に展開された作品は初めて。正面から見た雰囲気が壮観。アーケードの静かで、ちょっと暗い感じも面白い」と評した。
 
イメージ 1
 
「30枚の看板」の中の1枚に、通称「乙女の像」も描かれています。
 
イメージ 2
 
こちらの「看板アート」、現物を見て参ります。スナックの看板のようですが、そういう感じをねらっている部分もあるのだと思います。アートは奥深い……。
 
さらに、青森まではなかなか行けませんので、この機会に青森市まで足を伸ばし、青森県立図書館で、地元の光太郎関連文献を渉猟して参ります。
 
詳しくは、のちほど。
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 7月19日
 
昭和27年(1952)の今日、花巻郊外太田村の山小屋で、ヘルシンキオリンピック開会式のラジオ実況放送を聴きました。
 
日本選手は、レスリングフリースタイルバンタム級の石井庄八選手の金メダルをはじめ、競泳、体操、レスリングで銀6,銅1のメダルを獲得しました。レスリングは、現在も日本のお家芸の一つですが、その裏には、敗戦後のGHQによる武道禁止の措置があります。柔道から流れていった選手が活躍したのです。