昨日は、福島二本松市コンサートホールにて開催された「第10回智恵子生誕祭 朗読とギターで綴る智恵子と光太郎の道程」を拝聴して参りました。
 
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午前9時過ぎ、愛車を駆って自宅を出ました。先月、圏央道が自宅近くまで延伸されたので、通ってみたところ、これまでよりだいぶ早く行けるようになりました。
 
圏央道→常磐道→磐越道→東北道と乗り継ぎ、昼食は東北道の安達太良SAでとりました。
 
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安達太良SAから見た安達太良山。昨日は山開きもあり、こちらも多くの人でにぎわったようです。
 
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同SA、下り線2階の蕎麦屋さんには、智恵子に関するミニ展示があります。お立ち寄りの際にはぜひご覧ください。
 
東北道二本松ICで降りて、コンサートホールへ。ここは昭和63年の開館ですが、二本松ゆかりの声楽家・関屋敏子に因んだイタリア風の外観をもつ瀟洒な建物です。館内には関屋敏子のポートレートや肖像画が飾ってありました。関屋は先祖が二本松藩の御殿医だったそうです。
 
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さて、午後2時、開演。二本松在住の河田富士雄さんの語り、連翹忌や女川光太郎祭ご常連の宮川菊佳さんのギターに載せ、ラジオ福島アナウンサー・菅原美智子さんによる光太郎詩朗読。
 
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光太郎智恵子の出会いから、智恵子死後の光太郎の独居生活までを6章に分け、それぞれ3~5篇ずつ、計23篇の朗読で、光太郎智恵子の世界を表現されました。
 
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プロジェクタで関連する画像を映写したりといったビジュアル的な工夫もあり、なんといっても菅原さんの情感たっぷりの朗読が素晴らしいと思いました。当方、菅原さんの朗読を聴くのは初めてでしたが、このイベントの主催団体である「智恵子のまち夢くらぶ」の熊谷代表から、とてもいいと聞かされており、今回、実際に聴いてみて、納得いたしました。
 
この後も「智恵子のまち夢くらぶ」さん主催のイベント、また、同じく二本松で活動されている「智恵子の里レモン会」さん主催のイベントなどがいろいろとあります。また近くなりましたらご紹介いたしますが、1件だけ先の話を。
10/5(日)、智恵子忌日の「レモン忌」が「智恵子の里レモン会」さん主催で行われます。今年は当方が記念講演をすることになりましたのでよろしくお願い申し上げます。詳細は後日。
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 5月19日

昭和25年(1950)の今日、日本書籍株式会社から1,600円の書留を受けとりました。
 
大正13年(1924)作の詩「春駒」が同社刊行の教科書に掲載されたため、その転載料です。