先週、千駄木のカフェギャラリー幻さんにて開催中の「谷根千文芸オマージュ展 文学さんぽ」を観てきましたが、そちらに行く前に、駒場の日本近代文学館さんにも足を伸ばしました。例によって調べものです。
館内のカウンターに各地の文学館等の企画展チラシ、各種イベント案内等が置かれていますので、4月2日の連翹忌の案内も置かせていただこうと、若干部、置いてきました。
ちなみに連翹忌案内はこちら。ご参加お待ちしております。
入れ替えに頂いてきたのが下記です。
NPO法人・現代女性文化研究所さんで刊行している『現代女性文化研究所ニュース№37』。1月31日発行でした。
同研究所は『読売新聞』の記者で、『青鞜』の関係者―平塚らいてう、尾竹紅吉、伊藤野枝など―を直接知っていた望月百合子の顕彰なども行っているようです。
昨年、平凡社さんから刊行された『『青鞜』の冒険 女が集まって雑誌をつくること』に関し、作家の森まゆみさんの文章が載っていました。智恵子にも言及されています。
昨年11月30日、同研究所にて開催された森さんの講演会の内容をまとめたものでした。ご希望の方は、同研究所ホームページより注文できます。
【今日は何の日・光太郎 補遺】 3月4日
昭和27年(1952)の今日、十勝沖地震が発生しました。
震源地は北海道襟裳岬東方沖約50km、地震の規模を表すマグニチュードは8.2、北海道では震度6を観測しました。厚岸湾が最高で6.5m、青森県八戸市で2mの津波が発生、厚岸郡浜中町の中心部霧多布地区では津波による被害で壊滅、死者は28人にのぼったそうです。
光太郎の住む花巻郊外太田村山口の山小屋でも強い揺れを感じたようで、この日の日記に記述があります。
三月四日 火 くもり、時々雪、 午前十時過かなりの地震あり、後三陸に津波ありし由(略)夜、コタツ、ラジオ。ニュースをきく。
もうすぐ3・11です。新聞等でも関連記事や特集が目立ってきました。明日はその当たりを書いてみます。