青森からのイベント情報です。 

十和田湖冬物語 2014

[期間]   2014年02月07日~2014年03月02日

雪と氷に覆われる神秘的な冬の十和田湖では、十和田湖のシンボルともいえる乙女の像が闇に浮かび上がります。また、周辺の散策路も雪明かりでほんのりと照らされ幻想的です。イベントでは「雪月花」をテーマとした冬花火とライトショーが行われるほか、郷土芸能や郷土料理、かまくら内でお酒も楽しめます。

[会場]   十和田湖畔休屋 特設イベント会場
[住所]   〒018-5501 十和田市十和田湖畔休屋

[問合せ先]   十和田湖冬物語実行委員会(十和田湖総合案内所内)  ☎ 0176-75-2425

[イベント内容]
  ■冬花火:期間中毎日 20:00~20:10
  ■乙女の像ライトアップ:期間中毎日 17:00~21:00
  ■津軽三味線ライブ:平日/19:00・20:30、土日祝/20:30
  ■ステージイベント:土日祝/19:30~
  ■ゆきあかり横丁:平日15:00~21:00、土日祝11:00~21:00
  ■酒かま蔵:期間中毎日 19:00~21:00
  ■かまくらBar:期間中毎日 18:00~21:00
  ※この他にも、様々なイベントが行われます。
  ※予定が変更になる場合もあります。
 
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昨年は乙女の像建立60周年で、今年にかけ、さまざまな顕彰活動が企画されています。こちらは恒例のイベントですが、真冬の十和田も乙なものだと思います。ぜひ足をお運び下さい。今年は当方もうかがう予定です。
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 1月9日

昭和10年(1935)の今日、智恵子の親友だった秋広あさ子に葉書を書きました。
 
拝啓 只今小包にて結構な林檎をたくさん頂戴仕り難有存上げます、ちゑ子の大好物ゆゑ病中にても林檎だけは喜んでいただきます、 小生寸暇無きため御返礼もお送りいたしがたく失礼仕候へどもとりあへず畧儀ながら葉書にて御礼まで申述べます、
 
秋広は日本女子大学校での智恵子の同窓。同じ寮で暮らしたこともあり、当時の回想などが「智恵子様のこと」という題名で、昭和34年(1959)の草野心平編『高村光太郎と智恵子』(筑摩書房刊)に掲載されています。
 
智恵子が統合失調症を発症したのち、親身になって心配し、智恵子を訪ねてきたり、この葉書にあるように見舞いの品を送ったりしました。
 
以下、「智恵子様のこと」より。
 
お二階の機(はた)に腰かけて無心に筬(おさ)を動してた智恵子様が、人の気配に目を上げられた時、遠くをみつめる様な目指しで何か一生懸命に思い起そうとしてらつしやる御様子。‶智恵子さん、おぼえてらつしやる? アサ子ですよ!″遠くから一本の綱を漸く探り当てた様に微笑んでうなずいた智恵子様は、もうお話の出来ない美しい人形になつてしまわれたれたのでした。