福島は二本松から、近々行われるイベント情報の情報を2件紹介します。
五星山展記念しトークショー
片岡さんは10月19日に登場する。画家としても知られる片岡さんは「五星山展」の題字を書いた。公開される5人の巨匠とその作品への思い、自身の創作などについて語る。
有馬さんは11月4日に出演する。大山氏の代表作「智恵子に扮する有馬稲子像」のモデルとしての制作秘話や高村智恵子を演じた思い出を、大山氏の長女の女優一色采子さんとの対談形式で語る。
会場は美術館が併設されている市民交流センター1階多目的室。時間はいずれも午後2時から。チケットは2000円(展覧会入館料込み)で各150席限定。主催する「五星山展」PR委員会はチケットを今月24日午前9時半から市民交流センターと事務局の岳温泉観光協会で直接販売する(電話予約は不可)。問い合わせは同協会 電話0243(24)2310へ。
「五星山展」は日本画壇を代表する大山氏をはじめ東山魁夷、高山辰雄、平山郁夫、加山又造各氏(いずれも故人)の作品を一堂に展示する。11月17日まで。入館料は一般400円、高校生以下200円。
二本松駅前の市民交流センター内にある大山忠作美術館で行われる企画展「五星山展」の関連行事です。
昭和51年(1976)、新橋演舞場での公演「松竹女優名作シリーズ有馬稲子公演」で、北條秀司作「智恵子抄」の際に智恵子役を演じた有馬稲子さん。二本松出身の大山忠作画伯が、その有馬さんをモデルに「智恵子に扮する有馬稲子像」を描きました。そのあたりのお話が聞けそうです。
もう一件。6月に当方が講師を務めさせていただいた「智恵子講座’13」の第4回があります。
智恵子講座’13 「ロダンと荻原碌山」
日 時 10月14日(月・祝) 10:00~
会 場 二本松市市民交流センター
講 師 久慈伸一さん(福島県立美術館学芸員)
参加費 1,000円
申し込み 智恵子のまち夢くらぶ 熊谷さん TEL/FAX 0243-23-6743
二本松。町おこし、震災からの復興といった意味合いでもこうしたイベントで盛り上がってほしいものですね。関係者各位のご努力に頭が下がります。
昭和30年(1955)の今日、NHKラジオ放送のため、草野心平との対談「芸術よもやま話」が録音されました。
オンエアは10月18日と25日。
この時の音源を用いて、平成2年に『NHKカセットブック 肉声できく昭和の証言 作家編6』が発行されました。カセットテープです。
光太郎の肉声が聴けるとあって、貴重なものです。光太郎、なかなかいい声です(笑)。
こうした録音資料、昭和から平成の初めころには何種類か発行されています。明日はそのあたりを紹介してみようかと思っています。