先ほど、出雲から帰って参りました。
 
今日は午前中、シャンソン歌手のモンデンモモさんと、奥出雲町のアマチュア合唱団・コールしゃくなげさんのジョイントコンサートを聴きました。
 
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数年前、当方が合唱編曲した「樹下の二人」(モモさん作曲)が本邦初演(おそらく)。編曲しながらキーボードやパソコンで聴いていましたが、人間の肉声で聴くのは初めてでした。やはり機械ではなく人間の声は温かみが感じられ、いい物だと再認識しました。
 
他にもコールしゃくなげさん、モンデンモモさんともに定番の曲をたくさん演奏して下さったので、心地よいコンサートでした。
 
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出雲は光太郎・智恵子とはおそらく直接の関係はありません。こういう土地でもその魅力を多くの人々に分かっていただきたいもので、その意味では非常にありがたい企画でした。
 
近々、松江でも他の合唱団のみなさんが、「樹下の二人」を演奏される由。午後はその団の方々がご案内してくださり、亀嵩温泉(松本清張の『砂の器』の舞台だそうです)や、弥生時代の銅剣が大量に出土した荒神谷遺跡などを廻り、空港まで送っていただきました。感謝に堪えません。
 
出雲というと縁結びの神様の地。こうして人と人との縁が広がってゆくのだなと実感した2日間でした。
 
【今日は何の日・光太郎】 9月8日

昭和17年(1942)の今日、『都新聞』に詩「真珠港特別攻撃隊」が掲載されました。
 
この詩はこの年11月、箏曲奏者・今井慶松によって箏曲作品として作曲され、共立講堂で演奏されました。この時のプログラム、パンフレット等を探していますが、なかなか見つかりません。情報をお持ちの方はご教示いただけると幸いです。