イベント情報です。
乙女の像建立60周年記念講座
期 日 : 平成25年8月29日(木)
会 場 : 十和田市視聴覚センターAV研修室(十和田市文化センター2階)
時 間 : 19:00~20:30
料 金 : 無料
会 場 : 十和田市視聴覚センターAV研修室(十和田市文化センター2階)
時 間 : 19:00~20:30
料 金 : 無料
講 師 : 米田省三氏(十和田市教育長)
主催は「十和田湖奥入瀬観光ボランティアの会」さん。「平成25年度元気な十和田市づくり市民活動支援事業」の対象事業となっているようです。
当方、「生誕130年 彫刻家高村光太郎展」の岡山展開会式が翌30日なので、こちらには行けませんが、紹介だけさせていただきます。
【今日は何の日・光太郎】 8月17日
昭和29年(1954)の今日、中野のアトリエに三河島のトンカツ屋・東方亭の主人が訪れました。
東方亭は戦前から戦中にかけ、光太郎がよく通った店です。武田麟太郎の短編小説「好きな場所」(昭和16年=1941)によれば、はじめ光太郎は店では正体を隠し、火葬場の職員と名乗っていたとのこと。どこまで真実かわかりませんが、国策協力を余儀なくされていた時期に、肩書きなしの一個人に戻れる数少ない場所だったのはまちがいないでしょう。
店の長女、明子さんはのちに戦後の混乱期に苦学の末、医師となり、光太郎は彼女をモチーフにした詩「女医になつた少女」(昭和24年=1949)を作ったりしています。