昨年の今頃もブログに書きましたが、昨日から当方の暮らす千葉県香取市佐原地区で「佐原の大祭・夏祭り」が行われています。
巨大な人形を冠した10台の山車(だし)が江戸風情の残る佐原の町を練り歩いています。
山車には精巧な木彫が施され、中には東京美術学校で光雲と同僚だった石川光明の家系が関わったものもあります。また、人形も地元では光雲が絶賛したという言い伝えも。
祭りは日曜日までの3日間。その期間が忙しいという方は、通年で山車を観られる「山車会館」という施設もあります(月曜休館)。
江戸の職人技にご興味のおありの方、ぜひお越し下さい。
といいつつ、当方、昨日はあまりの暑さに観に行く気になれず、今日は福島川内村での草野心平を偲ぶ「第48回天山祭り」に行って参ります。明日、日曜は佐原の祭りを観に行こうと思っております。
【今日は何の日・光太郎】 7月13日
明治43年の今日、光太郎の経営する画廊・琅玕洞(ろうかんどう)で、画家・柳敬助の個展が開幕しました。
柳敬助と光太郎が知り合ったのはニューヨーク。一説には荻原守衛を光太郎に紹介したのが柳とのこと。双方帰国後も交友が続き、柳の妻・八重は日本女子大学校の卒業生だったこともあり、智恵子を光太郎に紹介する橋渡しをしました。