『朝日新聞』さん。昨日の「天声人語」で安達太良山と「あどけない話」を取り上げてくださいましたが、今日はそれを受けて投書欄に以下の投稿が。
山開きが19日の日曜だったのですね。当方、中腹のスキー場には行ったことがありますが、山頂まで登ったことはまだありません。標高約1,700㍍。一度登ってみようかと思いました。
それにしても、「少し楽しめそう」という題名。「少し」という副詞が無くなる日が早く来てほしいものです。
ついでに、光太郎・智恵子には関わらないかもしれませんが、来週のテレビ放映で二本松が取り上げられますので一応ご紹介します。
BS朝日1 2013年6月4日(火) 21時00分~21時54分
にほん風景遺産「会津・二本松 二つの城物語」
大河ドラマの舞台として注目される福島県会津地方。戊辰戦争で落城した二本松城跡や、鶴ヶ城とその城下町を風景案内人 加藤千洋さんが歩き、歴史と人々の暮らしに触れる。
番組内容
大河ドラマ「八重の桜」人気でにぎわう会津若松。まず加藤さんは新島八重生誕の碑に足を運ぶ。七日町通りでは、会津漆器の店や郷土料理の店を訪ね、大正浪漫あふれるレトロな町並みを散策。桜満開の鶴ヶ城では、戊辰戦争時にこの城が置かれたいきさつや、会津藩の歴史をたどる。天守閣からは眼下に広がる会津若松市内の景色を楽しみ、白虎隊ゆかりの地・飯盛山も訪れた。さらに、かつて丹羽氏の居城だった二本松城(霞ヶ城)。戊辰戦争で命を落とした隊士たちをしのぶ「二本松少年隊像」や箕輪門など、城内各所を巡る。激動の歴史と伝統工芸が息づく会津若松、二本松の物語をたどる。
出演者 風景案内人 加藤千洋(同志社大学大学院教授)
ナレーション 下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)
【今日は何の日・光太郎】 5月28日
大正9年(1920)の今日、光太郎編訳『続ロダンの言葉』が叢文閣から刊行されました。
同5年(1916)に行された正編と合わせ、美術を学ぶ学生にとってはバイブルに等しいものとして受け入れられたそうです。
ところで、画像は表紙です。金の箔押しで題字と花のイラストが描かれています。
「彫刻家・高村光太郎展」にからんで、千葉市美術館の学芸員さんから質問されたのですが、この装丁が誰の手によるものかわかりません。
原書にはクレジットが入っていませんし、光太郎に関する基本的な文献にも記述がありません。
千葉市美術館の学芸員さん曰く「岸田劉生風の絵」。確かにそうです。
手がかりは花の茎の左に描かれたサイン? のようなもの。情報をお持ちの方はご教示いただければ幸いです。
変にスペースが余ってしまったのでもう一言。
今夜、居住地域から夜行バスに乗り、明朝、京都に着きます。京都は嵯峨の大覚寺さんで新たに見つかった光雲作の木彫三点を観てきます。
その後、大阪・堺に移動、与謝野晶子の忌日・白桜忌に参加してきます。
帰ったらレポートします。