昨日のブログで御紹介しました坂本富江さんの 『スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅』 原画展と講演会が、『産経新聞』さんの城北版下町版に報道されました。
板橋区職員が自費出版した「スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅」の講演会開催
~智恵子の足跡を訪ね歩いた17年を語る~
高村光太郎の妻・智恵子ゆかりの地を自ら訪ね、感じた様子を文章と絵でつづった書籍「スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅」を自費出版した板橋区職員の坂本富江さん(63)。2月9日、その著書にまつわる講演会が、板橋区立赤塚図書館(赤塚6丁目)で開催された。
坂本さんは、中学生の時に高村光太郎の詩「道程」に感動し、「智恵子抄」を読み、智恵子の人物像にひかれ、休日や休暇を利用しては、智恵子の故郷の福島県安達町(現:二本松市)や、縁のある地である青森、岩手、千葉、長野、山梨、東京など30箇所以上を約17年に渡り訪ねた。水彩画や油絵で現地の様子を描き、訪れて感じた智恵子への思いを書きつづった原稿用紙は約500枚、スケッチブックで16冊に及び、「スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅」を自費出版。
講演では、出版の経緯や智恵子の人物像やエピソードの紹介、縁の地を訪れた感想や旅でのハプニングを語り、スライドショーでは、旅先で撮影した数々の写真とともに、その時の様子なども紹介した。
板橋区在住の坂本さんは、板橋区に勤務し、保育園園長で定年退職。現在は、くらしと観光課いたばし観光センターで再任用職員として勤務している。
【今日は何の日・光太郎】2月11日
明治44年(1911)の今日、光太郎が経営していた神田淡路町の画廊・琅玕洞(ろうかんどう)で、画家・濱田葆光(しげみつ)の個展が開幕しました。